
ジクロロ
@jirowcrew
2026年3月13日

信頼 (ちくま学芸文庫リ-13-1)
アルフォンソ・リンギス,
岩本正恵
読んでる
希望と誇りは、過去の憂鬱な継続を捨てる。それらは新たに生まれた、過去を持たない力として現われる。愛、信頼、信仰は、過去の教えや、迷いから覚めた過去の思慮分別から切り離された諸力の無垢と率直とともに生まれる。「忘れやすさがなければ、いかなる幸せも、快活も、希望も、誇りも、現在もありえない」とニーチェは記した。
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一時的な悲劇や単調な継続を引き摺ることがないように、忘却が備えられている。
忘れるということは、「悦ばしき知識」。
苦悩を引き延ばさないためには、新鮮さを味わうためには、驚きを繰り返すためには、忘れることが必要。
忘れることにより立ち上がる現在がそこにあるということ。

