戸田
@hukkahuka
1900年1月1日
スペードの3
朝井リョウ
かつて読んだ
朝井リョウは最近も読んだけれど、1番刺さって抜けないのはこの本だ。
ヲタクとして、舞台の上の人を推すこと。推し方。「推している自分」の人生。そういうことを考えるたびに頭の中をよぎる一冊だ。
「神様は(私が浮かれそうになるたび)思い出させてくれる。」というセリフにずきずきし、誤送信のシーンを思うたびに、まだ死ぬべきでないと自分を繋ぎ止めている。まだ何もしていない。今私が死んでも、何にもならない。だから生きよう、と生きている自分を肯定できる。
辛い肯定だが、この本の中で、(ある一面で)私よりもずっと輝いている彼女たちのことを思うと、もう少しがんばれる気がする。