
ジクロロ
@jirowcrew
2026年3月14日
自分以外全員他人
西村亨
かつて読んだ
永続的で構造的なものそれは<よそ者>との戦争状態である。この状態は、社会によってその頻度と規則正しさに多少の違いはあるものの、繰り返し定期的な間隔で、じっさいの戦闘や直接の対決という形で頂点に達するのである。このとき<よそ者>は<敵>になり、この<敵>が今度は<同盟者>の形象を生み出すのである。
(『暴力の考古学』 ピエール・クラストル p.74)
「<同盟者>の形象」、これが不可視の読者として作者に現れたこそ、この作品が生まれたのかもしれない。
「自分以外」という名辞における「自分」というテリトリーの拡張のために。


