
雫
@sukinamono
2025年3月14日

星を継ぐもの【新版】
ジェイムズ・P・ホーガン,
池央耿
読み終わった
あのー…この間「SFの世界を宇宙一楽しんでる!」とか言ってだと思うんですが一旦忘れていただいてもよろしいでしょうか?いや、めっちゃ面白いんですよ。続きが気になって一気に読んでしまったし。ただ「あれ8ページくらいちんぷんかんぷんだけど大丈夫か?」ということが多々あり、出直してきます!状態です。
月に調査に行った人が遺体を発見した。それは地球からやってきた者ではなかった。新たな事実が分かるたびに新たな謎も浮かんでくる。この遺体はどこから、なんの目的で月にきたのか。
いや、本当に面白かった。
これは宇宙人だ!人間だ!って議論を戦わせたり、ある一言から一気に謎の解決に向かったり。色んな専門家がそれぞれの分野で研究を重ねて事実に迫っていく感じがワクワク。
討論の場で研究の結果を発表しあったり意見を交わしたりの場面になった時、わたしも頭の中でこっそり挙手して「こうではないですか?」とハント博士にひらめきを与えようと(笑)してたって話をある人に話したら「あんたがそんな場で挙手しても誰も聞いてくれないよ」とのことでした。きぃー!その人は理系なのでそういう場でハント博士に泡を吹かせることぐらいの発言ができるんでしょうねえと負け惜しみが出るところでした。でも普通にできそうだから悔しい。
ちなみにわたしが考えてた説はこう。
あの遺体は今から何億年もあとの地球の人間で、環境破壊によって地球に住めなくなってきたからタイムスリップして移住できる場所を探しにきていたのではないかというもの。
地球に彼らの文化の形跡がないことや今の技術よりも高いものを持っていたことから推測いたしました。これを披露したらけっこう冷めた声で「ド王道だね」って言われました。
こちとら世紀の大発見みたいなテンションで話していたのに。
わたしは諦めない!SF読んでいくんだ!だってかっこいいんだもん!
遺体はなぜ月にあったのか、彼らはどこからきたのか、わたしの説の何百億倍もびっくりな展開が待っているので(そりゃあそう)おすすめでした。
