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雫
雫
@sukinamono
書店員。読んだ本の記録で利用しています。
  • 2025年11月13日
    木洩れ日に泳ぐ魚
    以前読んだ時衝撃を受けたことは覚えていたんだけど、内容は全く覚えておらずまた驚けた(良かったネ)。 ヒロがけっこうずるい奴で、一番嫌なのはヒロのそのずるさとか弱さが自分の中にもあるかもしれないと気付くこと。 とにかく続きが気になるし何回も驚ける!
    木洩れ日に泳ぐ魚
  • 2025年11月8日
    まる子だった
    まる子だった
    母に怒られるシーン、お決まりなのに毎回笑ってしまう。 こんなに怒られても懲りないのすごい。 そして相変わらずひろしが良いキャラで、彼がいてくれてよかった〜🌼って思える。 お祭りに家族みんなで出かけるシーン、The 幸せって感じですごく良かった。 小さい頃の幸せって大人になってもずっと残るよね。
    まる子だった
  • 2025年11月8日
    ノルウェイの森(上)
    秋になるとなんか村上春樹を読みたくなる。 会話が小粋で読んでいて楽しい。 ミドリがショートケーキを例えに出して愛を語るシーン大好き。 それにしても読み返すたびに「こんな話だったっけ!?」と新鮮に驚く不思議な本だなぁ。 上巻しか家になくて不思議だったんだけれどここでおしまいにするのがわたしは好きなのかもしれない。
    ノルウェイの森(上)
  • 2025年11月4日
    ミスドスーパーラブ
    まろまろと読んでいる間中口の中がほっこり甘い。 ミスドに入るとふわりと香る甘さとコーヒーの香りが思い出された。 ミスドに!今すぐ!行きたい! わたしはチョコファッション一択で、これからもそれは変わらないと思うが、今回この本を読んで「チョコレート」が俄然食べたくなった。 一番ブラックコーヒーに合うドーナツは「チョコレート」だとはっきりおっしゃっている人がいた。はっきり言われたら信じてしまう。 星くずを生み出すことができる「ゴールデンチョコレート」も食べたい。 妹がよく食べていた、ヨダレまみれのドーナツ。 家族や友達とを繋ぐ存在だったミスドの思い出が溢れてきて胸が苦しくなる。 大好きだよ、とその穴に向かって叫びたい。
    ミスドスーパーラブ
  • 2025年11月3日
    さよならジャバウォック
    うわーん、やられた〜。 ここ伏線でしょ!ってドヤ顔しながら読んでいたところをことごとくひっくり返されて悔しいという感情も湧かないくらい、むしろ清々しい…。 読み終わるや否や読み返したくなる!これが伊坂作品だ…! 本当の自分とは。自分自身をずっと見つめ直してこれでいいのかと自問自答できる人は強い。 真面目な人はいいけれど真面目すぎるのはよくない。 そうやってまとめていいものなのか迷うほどわたしは凍朗くんが好きだった。
    さよならジャバウォック
  • 2025年10月31日
    さよならジャバウォック
    まーた本棚を増やしてしまった。
    さよならジャバウォック
  • 2025年10月28日
    コレクターズパレード 100人の収集生活
    た、た、たまらん…!面白すぎる…! 人の大好きなモノの話を聞くことが大好きだ。 その人の目で輝いてみえるあれこれを教えもらうのってその人の世界に少しお邪魔させてもらった気分になれる。 石だったり、映画のチケット、フライヤー、喫茶店のマッチ、ハーゲンダッツの蓋…。 どれもこれも集まってしまった愛しきモノたち。 好きなモノに囲まれて、好きなように暮らす。 その生活の営みの美しさといったら。
    コレクターズパレード 100人の収集生活
  • 2025年10月27日
    ハンチバック
    ハンチバック
    皆さん感想で言及しているけれど「紙の本が好き」と言えることの無神経さにハッとする。恥ずかしくなる。 人間はみんな平等だ!とか声高らかに一丁前に言ってたって、私たちは常に自分中心の世界でしか生きていないのだ。自分の見えているものしか見ず、もし何か不都合なことがあったら見ないふりをする。 目でモノを見ることができるから。目を逸らすことができる筋力があるから。 こんなに心の芯を突く小説なのに、語りはユーモアがあって気づいたら読み終わっていた。 恐るべし、市川沙央…。
  • 2025年10月15日
    キリンに雷が落ちてどうする
    品出遊さん改め、ダ・ヴィンチ恐山もわたしと同じようにちょっと意地っ張りでそんな単純に人生楽しめてたまるか、と思っている人なのではないかと思う。読み進めていたら実際『私もどちらかといえば「生きづらい」側の人間なのだろうと思う。」とあった。 会いたい人とか憧れの人と握手しても「手だなぁ」と思う、というくだりに大笑いしてしまう。 これは尊敬の感情が乏しいかららしいけれど、それにしても…! かと思えば「NBA 入り方」というとんでもなく無垢な検索をしていたりしていて、あれ、この人めっちゃくちゃ人生楽しんでるんじゃないか?と思い直したりもする。 この本を読む前はYouTubeの動画で観る恐山しか知らず、周りにいる人のキャラクターが濃いのもあって「割と常識人寄りの人だな(^^)」とか思っていたことを恥じました。全然しっかり様子がおかしい人でした。 旅行するにも飲み会に参加するにも何かやらかさないと気が済まないドジっ子といった感じだ。恐山の生き様をみていると、こういう人もいるんだから、わたしみたいな奴がいてももちろんいいでしょう、という気持ちになる。 恐山が子供の頃好きだったものを思い出す章が好きだ。まず、麦茶が好きだったらしい。いいじゃんいいじゃん、かわいいじゃんと読み進めていたのだけれど、その好き度が桁違いで訳が分からなくて2回ぐらい読んだ。 「え、どんぶり…?え?2回?え、麦茶…?」となりました。気になる方はぜひぜひ読んでみてください。こんな調子のエピソードが山ほどあります。 恐山は自分の思ったことを言葉で表すのは難しいよなぁという感覚に真正面から向き合っている人だ。だから恐山の言葉は気になるし、理解したいと思わせてくれる。そして恐山が紹介する本は恐ろしく面白そうで必ず読みたくなる。
    キリンに雷が落ちてどうする
  • 2025年10月10日
    失われた貌
    失われた貌
    『失われた貌』は自分のお店に入荷してきた時から気になっていた作品なんだ〜。なんせ、帯に伊坂幸太郎、米澤穂信のコメント!信頼してページを捲れる。 伏線回収がすごくて、いろんなところに散らばった点が最後に全部つながる様は読んでいて本当に気持ちよかった。ミステリーの醍醐味がぎゅっと詰まってた! ニュースを見ていて、「この人捕まったけれどその後ってどうなってしまうんだろう」って考えることがたまにある。捕まって終わりではないから。その人が悪いことをしたということはもちろん目を逸らしてはいけない事実だけれど、反省した後にも人生は続くものであって。家族がいたり、1人ではやっぱり生きていけないものだ。その点についても警察の視点から警察としての正義を貫きつつ言及してくれていた描写がよかったな。 そして、妊娠している友達の影響もあってか、どうしても親目線で読んでしまった。子供いないのに! 自分が捕まろうと、犯罪に手を染めることになろうと、自分の子供を「犯罪者の子供」にしたくないという想い。わたしはこの考え方に100%同意できなくて、それが怖くて子供を望めないのかも!と思ったりしちゃったり。 子供のためならなんだってできるんだろうか。胸を張ってできる!って言えないから子供なんて作れないと思ってしまう。 子供を産んだら自然とそういう考え方になっていくものなの? わたしが親であることでその子を不幸にさせてしまう確率が1%でもあるならわたしは産むことができないよ〜と弱腰だ。 と、思いつつも、この間友達のお姉ちゃんの子供と遊んでそのあまりの可愛さにとろけてしまった。きっと友達の子供にもメッロメロになって、気づけば服従してるんだろうな。 自分が子供を持つかどうか——それは、これからじっくり向き合っていくテーマなのかもしれない。 まさかミステリー小説を読みながら、そんな決意をすることになるとは思わなかったけど。
  • 2025年10月5日
    きみは赤ちゃん
    きみは赤ちゃん
    妊娠している友達がいて少し考えることがあったので読んでみた。 妊娠、出産という経験が自分の人生と結ばれるのかどうかも分からず今の今まで生きてきた。まず、わたしは子供というか、命そのものを、自分のエゴで産んだ命を幸せにしてあげると胸を張って言えるのかどうか。 わたしは人とお別れするということが本当に苦手で、辛いお別れをたくさんするくらいならさっさと自分が死んだ方がマシだとか思ってしまうトチ狂った人間で、そしてこういうトチ狂った人間は、だったら最初から生まれない方がいいのでは?とか思ってしまうのだけれど、この本を読んで少し考え方が変わった。 出産って本当に大変で、もちろん産んだあとも大変で。いっぱい色んなことを責任重大の中で正解のない選択をし続けなければならない。 でもそんなことが吹っ飛ぶくらい、「会えただけで」すべてが軽くなり、生きてきてよかったと思える瞬間がある。 人生のなかで、出産以外にそんな経験があるだろうか。 それくらい尊い存在なんだな、そんな存在に友達はもうすぐ会えるんだな、と思うとわたしは自分でも意外な感情なんだけれど、少し、羨ましいのだった。
  • 2025年9月6日
    砂漠
    砂漠
    「人間とは、自分と関係のない不幸な出来事に、くよくよすることだ!」 目の前の人が困っていたら助ける!遠く未来のことじゃなく今目の前のことなのだ!と堂々と言い切れる人間のことはそりゃあ好きになるでしょうに!
    砂漠
  • 2025年8月27日
    レモンと殺人鬼
    レモンと殺人鬼
    友達の家に行く前に。 返す本と貸す本で手ちぎれそうなのに幸せを買ってしまった。
    レモンと殺人鬼
  • 2025年8月26日
    MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY
    MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY
    壮大だった! 読み終わった後は私も一緒に旅を終えた気分。 楽しい気分だけではなくてうまくいかないときの悔しさとか、その国でみてしまった人のズルさを見てしまったときの重い気持ちとか、それでもあったかい人はいてそれに救われる気持ちだとか、丸々体験できたよう。 写真もすごくいい。これは紙の本で持っておきたくなる。
  • 2025年8月23日
    イラストレーション 2023年9月号【特集:村上春樹と装丁】
    自分のお店でフェア案考えていた時に見つけた既刊本。なにこれ、絶対読みたい、取り寄せた! 村上春樹の自分の作品の細部にまでこだわりと責任を持つスタンス大好き。
  • 2025年8月23日
    あのこは貴族 (集英社文庫)
    華子ちゃん、紹介された相手が関西弁を使っていただけで「ガーン」とショックを受けて帰ってしまうのさすがに関西人がかわいそうすぎて笑ってしまった。 田舎出身のわたしは、きっと美紀さんの立場に近い。でも、華子ちゃんのように「自分で自分を信じる力」を持てたら、どんな世界にいても窮屈さに負けないのかもしれない。
  • 2025年8月16日
    泳ぐように光る
    泳ぐように光る
    最近お気に入りの本屋さんで見つけたひらいさんの新刊。サイン本だった。嬉しい! 深く沈み込んでまで何かを抱えられる人は正面から物事と向き合い一つ一つから逃げない人なのだと思う。 触れないものしか信じなかったら、風も歌も嘘ってことになってしまうから、触れられないもののことを信じて生きていくという一文がわたしにはとても良かった。 わたしもたくさんの言葉を信じて生きていく。
    泳ぐように光る
  • 2025年8月9日
    難問の多い料理店
    最初は手軽な謎解きかと思いきやどんどん重みを増す謎と真相。 シェフが死体の処理をどうしているのか知った時は愕然!ひぇ〜。 家族や大切な人が巻き込まれたとき、たとえ自分にとって都合の悪い真相であっても「知らないまま」よりもどんな手を使っても知りたいと思うのが人間なのかもしれない。
    難問の多い料理店
  • 2025年8月3日
    GOAT meets(01)
    GOAT meets(01)
    上京したついでに話題になってた本屋さんをチラ見。 BGMが鳥のさえずりだったことが印象的…🐣
  • 2025年8月3日
    世界自炊紀行
    世界自炊紀行
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