

雫
@sukinamono
書店員。読んだ本の記録で利用しています。
- 2026年1月10日
ふつうの人が小説家として生活していくには津村記久子気になる - 2026年1月10日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わったSNS辞めたいな〜と思いつつ、辞められないあなたは絶対読むべき! すべてのSNSの情報に興味が全くなくなります。 普段こっそり心の奥で思っている、人には決して言えない気持ちも、朝井リョウには全てバレていて全て掬い取られる。 朝井リョウからはどんな人でも逃げられないのだ。
- 2026年1月3日
平家物語林真理子読み終わった教科書で眺めていた彼らが1人の人間として動いている! 教科書だと2、3行で終わってしまう戦いも、当たり前だけれど裏では大勢の人のたくさんの気持ちが蠢いている。 様々な悲劇や理不尽なことはあれど、その事実があるから美しい物語は生まれる。
- 2025年12月27日
ミーツ・ザ・ワールド金原ひとみ読み終わったお別れをして多分二度と会わない人であっても、わたしの中にその人はいて、その人の目を通して世界を見ることができる。 そしてそれは相手も同じなのだ。何かの拍子にわたしを通してその人の中に世界が入ってくる時がある。 そのことに少しわたしは救われるのだ。
- 2025年12月6日
- 2025年12月6日
デッドエンドの思い出よしもとばなな読み終わった自分に降りかかってきた様々なバッドエンドやバッドエンドの種たちは特別なことなんかじゃない。 みんな平気そうな顔をして様々なデッドエンドを乗り越えているのだ。 わたしも乗り越えるしかないのだな。苦しくても、辛くても。 心から幸せになってほしい、笑っていてほしい、君が生きているだけで嬉しい、と思えるような人に出会うことって、そしてそういう人に愛されていたことってものすごいことなんだ、と思って、それだけを思って、進むよ。
- 2025年12月3日
キウィおこぼれ留学記小林聡美読み終わったキウィとはニュージーランド人を表す言葉らしい。 小林聡美さんの留学エッセイ。 学校に行くのが4日(うち1日は食中毒でお休み)であっという間に終わって笑いました。 学校の最終日に腹痛と発熱で学校に行けず、風邪に当たった方がいいよと具合悪い中庭に連れ出され、熱い日本茶を飲まされながら美しい日本の写真集を見せられてるの不憫すぎてかわいそうだけど笑ってしまいました。 全部ホストファミリーの好意なのが断れなくて辛い。 英語をずーっと喋れるようになりたいと願っているわたしだけどこんな短期間での留学が可能であればなにかできるかも…?何も身につかないまま帰国してきそうだが。 小林さんはいきなりそれはもう難しそうな授業にも立ち向かっていてフィジカルが違うわ…となりました。 笑っているうちにあっという間に読み切ってしまった。
- 2025年12月3日
ババヤガの夜王谷晶読み終わった面白かったーー!一気でした! 尚子と依子の関係は自分たちでもわかっていなくて、それは家族でも恋人でも友達でもないらしい。 他人だという意識がはっきりあるからこそ一緒にいられるのだという。 もし相手が誰かに殺されでもしたら、人生を賭けて仇をとるのにそれは愛ではないらしい。仇をとる動機がなんなのか自分ではわからないのだ。 でも…と思う。愛がなく、愛がないから憎しみもない。だから一緒にいられると言っているけれど、わたしからしたらそれは愛以外のなんなのだと思う。 相手のことを大切、と思ったら、それは愛ではないか? 尚子の父親は愛なんてなかった。自分の妻に対しても娘に対しても。 それを目の当たりにした2人が愛を愛と語るのに躊躇してしまうのもしれない。 とにかくとんでもないドキドキとワクワクをありがとう!
- 2025年11月13日
木洩れ日に泳ぐ魚恩田陸読み終わった以前読んだ時衝撃を受けたことは覚えていたんだけど、内容は全く覚えておらずまた驚けた(良かったネ)。 ヒロがけっこうずるい奴で、一番嫌なのはヒロのそのずるさとか弱さが自分の中にもあるかもしれないと気付くこと。 とにかく続きが気になるし何回も驚ける!
- 2025年11月8日
まる子だったさくらももこ読み終わった母に怒られるシーン、お決まりなのに毎回笑ってしまう。 こんなに怒られても懲りないのすごい。 そして相変わらずひろしが良いキャラで、彼がいてくれてよかった〜🌼って思える。 お祭りに家族みんなで出かけるシーン、The 幸せって感じですごく良かった。 小さい頃の幸せって大人になってもずっと残るよね。
- 2025年11月8日
ノルウェイの森(上)村上春樹読み終わった秋になるとなんか村上春樹を読みたくなる。 会話が小粋で読んでいて楽しい。 ミドリがショートケーキを例えに出して愛を語るシーン大好き。 それにしても読み返すたびに「こんな話だったっけ!?」と新鮮に驚く不思議な本だなぁ。 上巻しか家になくて不思議だったんだけれどここでおしまいにするのがわたしは好きなのかもしれない。
- 2025年11月4日
まろまろと読んでいる間中口の中がほっこり甘い。 ミスドに入るとふわりと香る甘さとコーヒーの香りが思い出された。 ミスドに!今すぐ!行きたい! わたしはチョコファッション一択で、これからもそれは変わらないと思うが、今回この本を読んで「チョコレート」が俄然食べたくなった。 一番ブラックコーヒーに合うドーナツは「チョコレート」だとはっきりおっしゃっている人がいた。はっきり言われたら信じてしまう。 星くずを生み出すことができる「ゴールデンチョコレート」も食べたい。 妹がよく食べていた、ヨダレまみれのドーナツ。 家族や友達とを繋ぐ存在だったミスドの思い出が溢れてきて胸が苦しくなる。 大好きだよ、とその穴に向かって叫びたい。
- 2025年11月3日
さよならジャバウォック伊坂幸太郎うわーん、やられた〜。 ここ伏線でしょ!ってドヤ顔しながら読んでいたところをことごとくひっくり返されて悔しいという感情も湧かないくらい、むしろ清々しい…。 読み終わるや否や読み返したくなる!これが伊坂作品だ…! 本当の自分とは。自分自身をずっと見つめ直してこれでいいのかと自問自答できる人は強い。 真面目な人はいいけれど真面目すぎるのはよくない。 そうやってまとめていいものなのか迷うほどわたしは凍朗くんが好きだった。
- 2025年10月31日
- 2025年10月28日
コレクターズパレード 100人の収集生活落合加依子、佐藤友理読み終わったた、た、たまらん…!面白すぎる…! 人の大好きなモノの話を聞くことが大好きだ。 その人の目で輝いてみえるあれこれを教えもらうのってその人の世界に少しお邪魔させてもらった気分になれる。 石だったり、映画のチケット、フライヤー、喫茶店のマッチ、ハーゲンダッツの蓋…。 どれもこれも集まってしまった愛しきモノたち。 好きなモノに囲まれて、好きなように暮らす。 その生活の営みの美しさといったら。
- 2025年10月27日
ハンチバック市川沙央読み終わった皆さん感想で言及しているけれど「紙の本が好き」と言えることの無神経さにハッとする。恥ずかしくなる。 人間はみんな平等だ!とか声高らかに一丁前に言ってたって、私たちは常に自分中心の世界でしか生きていないのだ。自分の見えているものしか見ず、もし何か不都合なことがあったら見ないふりをする。 目でモノを見ることができるから。目を逸らすことができる筋力があるから。 こんなに心の芯を突く小説なのに、語りはユーモアがあって気づいたら読み終わっていた。 恐るべし、市川沙央…。 - 2025年10月15日
読み終わった品出遊さん改め、ダ・ヴィンチ恐山もわたしと同じようにちょっと意地っ張りでそんな単純に人生楽しめてたまるか、と思っている人なのではないかと思う。読み進めていたら実際『私もどちらかといえば「生きづらい」側の人間なのだろうと思う。」とあった。 会いたい人とか憧れの人と握手しても「手だなぁ」と思う、というくだりに大笑いしてしまう。 これは尊敬の感情が乏しいかららしいけれど、それにしても…! かと思えば「NBA 入り方」というとんでもなく無垢な検索をしていたりしていて、あれ、この人めっちゃくちゃ人生楽しんでるんじゃないか?と思い直したりもする。 この本を読む前はYouTubeの動画で観る恐山しか知らず、周りにいる人のキャラクターが濃いのもあって「割と常識人寄りの人だな(^^)」とか思っていたことを恥じました。全然しっかり様子がおかしい人でした。 旅行するにも飲み会に参加するにも何かやらかさないと気が済まないドジっ子といった感じだ。恐山の生き様をみていると、こういう人もいるんだから、わたしみたいな奴がいてももちろんいいでしょう、という気持ちになる。 恐山が子供の頃好きだったものを思い出す章が好きだ。まず、麦茶が好きだったらしい。いいじゃんいいじゃん、かわいいじゃんと読み進めていたのだけれど、その好き度が桁違いで訳が分からなくて2回ぐらい読んだ。 「え、どんぶり…?え?2回?え、麦茶…?」となりました。気になる方はぜひぜひ読んでみてください。こんな調子のエピソードが山ほどあります。 恐山は自分の思ったことを言葉で表すのは難しいよなぁという感覚に真正面から向き合っている人だ。だから恐山の言葉は気になるし、理解したいと思わせてくれる。そして恐山が紹介する本は恐ろしく面白そうで必ず読みたくなる。
- 2025年10月10日
失われた貌櫻田智也読み終わった『失われた貌』は自分のお店に入荷してきた時から気になっていた作品なんだ〜。なんせ、帯に伊坂幸太郎、米澤穂信のコメント!信頼してページを捲れる。 伏線回収がすごくて、いろんなところに散らばった点が最後に全部つながる様は読んでいて本当に気持ちよかった。ミステリーの醍醐味がぎゅっと詰まってた! ニュースを見ていて、「この人捕まったけれどその後ってどうなってしまうんだろう」って考えることがたまにある。捕まって終わりではないから。その人が悪いことをしたということはもちろん目を逸らしてはいけない事実だけれど、反省した後にも人生は続くものであって。家族がいたり、1人ではやっぱり生きていけないものだ。その点についても警察の視点から警察としての正義を貫きつつ言及してくれていた描写がよかったな。 そして、妊娠している友達の影響もあってか、どうしても親目線で読んでしまった。子供いないのに! 自分が捕まろうと、犯罪に手を染めることになろうと、自分の子供を「犯罪者の子供」にしたくないという想い。わたしはこの考え方に100%同意できなくて、それが怖くて子供を望めないのかも!と思ったりしちゃったり。 子供のためならなんだってできるんだろうか。胸を張ってできる!って言えないから子供なんて作れないと思ってしまう。 子供を産んだら自然とそういう考え方になっていくものなの? わたしが親であることでその子を不幸にさせてしまう確率が1%でもあるならわたしは産むことができないよ〜と弱腰だ。 と、思いつつも、この間友達のお姉ちゃんの子供と遊んでそのあまりの可愛さにとろけてしまった。きっと友達の子供にもメッロメロになって、気づけば服従してるんだろうな。 自分が子供を持つかどうか——それは、これからじっくり向き合っていくテーマなのかもしれない。 まさかミステリー小説を読みながら、そんな決意をすることになるとは思わなかったけど。 - 2025年10月5日
きみは赤ちゃん川上未映子読み終わった妊娠している友達がいて少し考えることがあったので読んでみた。 妊娠、出産という経験が自分の人生と結ばれるのかどうかも分からず今の今まで生きてきた。まず、わたしは子供というか、命そのものを、自分のエゴで産んだ命を幸せにしてあげると胸を張って言えるのかどうか。 わたしは人とお別れするということが本当に苦手で、辛いお別れをたくさんするくらいならさっさと自分が死んだ方がマシだとか思ってしまうトチ狂った人間で、そしてこういうトチ狂った人間は、だったら最初から生まれない方がいいのでは?とか思ってしまうのだけれど、この本を読んで少し考え方が変わった。 出産って本当に大変で、もちろん産んだあとも大変で。いっぱい色んなことを責任重大の中で正解のない選択をし続けなければならない。 でもそんなことが吹っ飛ぶくらい、「会えただけで」すべてが軽くなり、生きてきてよかったと思える瞬間がある。 人生のなかで、出産以外にそんな経験があるだろうか。 それくらい尊い存在なんだな、そんな存在に友達はもうすぐ会えるんだな、と思うとわたしは自分でも意外な感情なんだけれど、少し、羨ましいのだった。 - 2025年9月6日
砂漠伊坂幸太郎読み終わった「人間とは、自分と関係のない不幸な出来事に、くよくよすることだ!」 目の前の人が困っていたら助ける!遠く未来のことじゃなく今目の前のことなのだ!と堂々と言い切れる人間のことはそりゃあ好きになるでしょうに!
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