星を継ぐもの【新版】

50件の記録
- 明らか@akiraka2025年4月28日読み終わったお、面白かった〜1977年に上梓、1980年に邦訳されたらしいけど、古さを感じさせずに読ませてくるのがすごい〜… 主人公が出した結論に対してもう一回!があるのがアツかった、出版当時に読んだ人々は目を開かれる思いだったろうな この後に続編があって三部作らしい
- pamo@pamo2025年3月17日かつて読んだ感想初めて読んだときはドンデン返しに大感動して身が震えたのだけど、数年ぶりに再読してみると、「あれ?どこにそんなに感動したんだっけ…?」と鈍ってしまった。 科学的な記述がかなり詳細で素人にはチンプンカンプンなので、10ページくらい無の心で読み流す…というのがザラにある本書なのだけど、その辛い山を乗り越えた先の、社内政治のドロドロお仕事風景や、胸熱な友情ドラマは格別。 …だったはずなのに、その美味しい部分の旨みが半減していた。 また次回読み直したら、改めて感動できるかな。
- 雫@sukinamono2025年3月14日読み終わったあのー…この間「SFの世界を宇宙一楽しんでる!」とか言ってだと思うんですが一旦忘れていただいてもよろしいでしょうか?いや、めっちゃ面白いんですよ。続きが気になって一気に読んでしまったし。ただ「あれ8ページくらいちんぷんかんぷんだけど大丈夫か?」ということが多々あり、出直してきます!状態です。 月に調査に行った人が遺体を発見した。それは地球からやってきた者ではなかった。新たな事実が分かるたびに新たな謎も浮かんでくる。この遺体はどこから、なんの目的で月にきたのか。 いや、本当に面白かった。 これは宇宙人だ!人間だ!って議論を戦わせたり、ある一言から一気に謎の解決に向かったり。色んな専門家がそれぞれの分野で研究を重ねて事実に迫っていく感じがワクワク。 討論の場で研究の結果を発表しあったり意見を交わしたりの場面になった時、わたしも頭の中でこっそり挙手して「こうではないですか?」とハント博士にひらめきを与えようと(笑)してたって話をある人に話したら「あんたがそんな場で挙手しても誰も聞いてくれないよ」とのことでした。きぃー!その人は理系なのでそういう場でハント博士に泡を吹かせることぐらいの発言ができるんでしょうねえと負け惜しみが出るところでした。でも普通にできそうだから悔しい。 ちなみにわたしが考えてた説はこう。 あの遺体は今から何億年もあとの地球の人間で、環境破壊によって地球に住めなくなってきたからタイムスリップして移住できる場所を探しにきていたのではないかというもの。 地球に彼らの文化の形跡がないことや今の技術よりも高いものを持っていたことから推測いたしました。これを披露したらけっこう冷めた声で「ド王道だね」って言われました。 こちとら世紀の大発見みたいなテンションで話していたのに。 わたしは諦めない!SF読んでいくんだ!だってかっこいいんだもん! 遺体はなぜ月にあったのか、彼らはどこからきたのか、わたしの説の何百億倍もびっくりな展開が待っているので(そりゃあそう)おすすめでした。
- 時雨崎@rainstormbook992025年3月9日かつて読んだ最高のSFかつ最高のミステリ。月で発見された宇宙服を着た死体の死亡時期は5万年前だったなんて最高の導入、強気すぎるアリバイ。 途中まで舐めてかかってSFのトンデモ展開で解決するのでは?と思っていたのに完璧に納得するしかないロジックで度肝を抜いてくる。終わり方の余韻も最高。SF好きにもミステリ好きにも必ず勧めたい一冊。