ちゅでるきん "一次元の挿し木 (宝島社文庫..." 2026年3月10日

一次元の挿し木 (宝島社文庫)
『一次元の挿し木』読了 ※以下、ネタバレを含みます。 話題作だが、個人的にはあまり刺さらなかった。 面白い、というよりハラハラしたのは、主人公が追われている際の臨場感だ。今にも捕まるのではないか。捕まったら全て終わる。そういった臨場感を感じ、心拍数が上がった。 一方、読み進めていて若干興ざめをした点は、200年前の人骨が現代人(主人公の妹)と一致した理由が、『クローン人間だから』という部分だ。 SF×ミステリーという構造上仕方がないが、伏線回収もあまりなく、『実はクローンでした』というあっさり感が強かった。 また、主人公の謎解明に大きく貢献するのが、とある若妻なのだが、貢献の理由が『主人公がイケメンだから』という、こちらもあっさりとしており、力技のような展開だったため、何とも言えない読書体験となった。
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