
たにこ
@chico75_11427
2026年3月14日
爆弾
呉勝浩
読み終わった
スズキタゴサクを取り調べした三人(等々力、清宮、類家)
警察側のこの三人のタイプの違いがよりスズキの奇妙さを浮き彫りにしているような感覚だった。
スズキタゴサクの事件に関する情報を、スズキタゴサクのながーーーーい語りから言葉遊びのように引き摺り出していくのが凄い。類家が居なけりゃ私は全然分からなかった。すごいよ君…
爆発したって、べつによくないですか?(P162)
この人がこの言葉を言うのか…と思った。きっと一番スズキの心境を理解してそう。
「もういいや」「いざ脱いでみると、頭がすーすーとして、とっても自由な気分」
社会の隅から社会の外へ、無敵の人へ変わる瞬間。理屈が通用しない。彼にそう思わせたのは世間なのか?社会、救われないもの、人への悪意、色々ごった煮されている。
ペラペラと話し続けるスズキは饒舌で、無邪気で、でも純粋な悪意に塗れている。そのスズキが気にかけていた「等々力」は、今後どうなっていくんだろう?
いつしか第二のスズキタゴサクが生まれるのか。
続編めちゃくちゃ読みたい終わり方でした。
原作最高に面白かったので映画も見たかった…




