
たにこ
@chico75_11427
元々図書館通い、本ばっかり買ってたりしてた学生時代。社会人になってから小説や本から離れて暮らしていたので、鬱になって休職中の今、過去に自分が大好きだった読書を楽しんで、自分のために生きていきたいと実感してる日々です。
良いなと思った言葉を残したり、拙い感想を書いたりします。
- 2026年9月27日
さみしい夜にはペンを持てならの,古賀史健読み終わった「聞いてもらうこと」より先に、「ことばにすること」のよろこび →誰かに話すとスッキリするのは、頭の中を大掃除するような気持ちよさ 書くことは自分と対話すること。考える力さえあれば、自分なりの答えを出すことができる。 たとえ一箇所でもいいから、どこかの場面をスローモーションで描く。そうすれば表現は豊かになるし、ことばもていねいになる。ボキャブラリーも加わると尚良い。 メモは言葉の貯金。コツコツとメモをとって、夜好きなだけ解放する。ただ書くだけではなく、自分がどう思ったか、どう感じたかをメモして未来の自分に届ける。 ある物事の感情に対して具体的な感想が言えない時は、「何に似ているか」→「それはどこが似ているか」を考えて連鎖させていく。 ネガティヴな感情は過去形にして書いて、今の自分と距離を置く。 今の自分にできることが一つでもあれば、「考え事」として置いておく。今の自分にできることが一つもないのなら、その悩みは「心配事」としてしまう。考えても仕方がないから。 わかってもらおうとする努力、聞き手側の分かろうとする努力。二つが重なると分かり合う。 書くことが思い浮かばない時は、「書くことがない」と書いてみる。 愚痴や悪口ばかり浮かぶ時は、日記に「宛先」を書いてみる。なんの考えもなく当てずっぽうに。大事な誰かへの「これまで言えなかったこと」を書く。 毎日続けるのが辛くなったら、「きょう」だけは書いてみる。何日か空けても問題ない。 - 2026年9月27日
スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ知念実希人読み終わった都市伝説系ショートホラー ホラーは苦手だけど、作中でパニックになってる描写を見ると冷静になってしまうので、よくある話だな〜と思ってしまった。 実際のスマホサイズ(大きさ、厚み)にしているのがリアルでアイデアは良いと思った。 - 2026年9月27日
花嫁と殺し屋石持浅海気になる - 2026年9月27日
- 2026年9月24日
香水を深める100のことば新間美也読み終わった綿矢りささん購入本 渡仏された調香師の著者が、香水の歴史から現代の代表的作品まで、香水に関わることばを解説してくれる本。 香水には詳しくないが、とてつもなく長い歴史の一部であることを学べた。 - 2026年9月22日
飼い犬に腹を噛まれるほしよりこ,彬子女王読み終わった日常の些細なことに目を配られているという印象。 エッセイからも人の良さが伺える。 周りの側衛さんも、ご友人の方も、素敵な方々なんだろうなというのが伝わってくる。 日本古来の神様や、伝統なども交えてまとめてくれているので、とても勉強にもなる。 「月見る月は」「日本の神様は"分業制"」が特に好き。 - 2026年9月13日
- 2026年9月12日
汝、星のごとく凪良ゆう読み終わったプロローグを見てどんな話なんだ?と思って読んでいたら、ただの恋愛じゃない。いろいろな愛の形があって、外から見たら歪でも、正しさは誰にも分からない。だから捨てる、選ぶ。全てを捨てていい自由、抱えていい自由がある。 「生まれるとき、人にはそれぞれ与えられるものがある。それは輝く宝石であったり、足首にはめられた鉛の球だったりする。なんであろうと投げ出せず、それはおそらく魂に組み込まれたものなのだろう。生まれて死ぬまで、誰もがあえきながら己の魂を引きずる。」(P273) 本当は与えられるものは捨てる自由があるはずなのに、覚悟がないと捨てられない。それは人生のどのタイミングか分からない。主人公の暁海はちゃんと自由を掴んだ。すごいことだ。 - 2026年9月9日
禁忌の子山口未桜読み終わった胚移植の理想と現実を目の当たりにされた作品でもあるミステリー。途中までは予想できそうだなと思っていたが、終着点がそこになるとは!という驚きと、結末の虚しさが一気に押し寄せてきた。 タイトル回収はラストにされるのがまだ… 吉野弘作、「I was born」。 英語を覚えたての少年が、道をゆく妊婦を見て思いを馳せる。 ≪人間は生まれさせられるんだ。自分の意志ではないんだね≫ 少年の言葉を聞いた父は、彼に語るのだ。羽化して、すぐ死んでしまうカゲロウのことを。その腹の中に卵がぎっしりと充満していることを。 ≪せつなげだね≫ あぁ、この詩のフレーズだったのか。カゲロウを見て思い出したのは。 そうだった。詩に出てくる少年の母は、彼を産み落としてすぐ亡くなったのだーー。(P304〜305) 作中の途中に出てくるカゲロウとリンクさせて出てくる詩。生まれさせられる、という言葉が胸に刺さる。 - 2026年9月8日
- 2026年9月8日
歌集 月は綺麗で死んでもいいわSHUN気になる - 2026年9月8日
精神はもっと猫背三田三郎気になる - 2026年9月8日
好きな食べ物がみつからない古賀及子気になる - 2026年9月5日
ある男平野啓一郎読み終わったアイデンティティ、人を定義するものは記憶なのか。その記憶が違う人のものであれば? 映画から先に入り、原作を拝読しました。 映画のおかげでスッと頭に入ってきたけど、始まり方や終わり方は原作の方が好み。 Xは死ぬ直前に何を思ったのか。 城戸は痛みを、人の人生を自分のものにすることで消そうとしていたが、その生き方をし続けるのか。 読者に考える余韻を残してくれているため、人によって感じ方が変わりそうな作品。原作を読めて良かった。 - 2026年9月1日
読み終わった女性が色んな圧力と闘っている、道を開こうとしているような作品が挙げられている。 映画をあまり見ない自分でも、いくつか気になるものがあったので、機会があればぜひ見てみたい。 私たちはふだん、暮らしの中でいろいろなことに不満を抱きます。ところが私たちは不平を言わずに大人しくしているほうが礼儀正しくよいことなのだという価値観を植え付けられています。(P37、『ノーマ・レイ』紹介文より) 私たちは本当は皆、生まれながらに自由であるはずなのですが、成長するにつれて社会の規範を内面化してしまい、自由であったことを忘れてしまいます。でも、この忘れてしまった自由はいつでも取り戻すことができるし、自由になるのを恐れてはいけない、というのがこの作品のメッセージだと思います。(P123、『キャプテン・マーベル』紹介文より) - 2026年9月1日
- 2026年8月27日
翻訳に生きて死んでクォン・ナミ,藤田麗子読み終わった日本作品の翻訳家さんのエッセイ 翻訳家の方の仕事は本当に過酷すぎて、サブタイトルの「波乱万丈」の通りだと思う。 渡日して、結婚出産からのシングルマザーで、娘さんはとても可愛くて、パワフルでクスッと笑えるエピソードがたくさんあって面白かった。 「翻訳は長距離走ですよ。マラソンなんです。100メートル走みたいに全力疾走したら、くたびれて長く続けられなくなります。あと1、2年で辞めるわけじゃないでしょう?」 後進のみなさんにもこの言葉をお伝えしたい。(P102) 健康で長生きしてください - 2026年8月24日
そいつはほんとに敵なのか碇雪恵読み終わった著者の感情や思考の変化を書きなぐられた本なんだろうなと感じた。バックグラウンドは異なるが、考え方が自分と似てる部分が多い方なので、個人的にはスラスラと読めた。これは人を選ぶかもしれないけど、刺さる人には刺さる本だなと。 私も仮想敵が生まれてきたら、この本の言葉を思い出して「本当に敵なのか?」と、自分の張り付いた思考を剥がす作業をしたい。 外で怒鳴り散らかしてるおじさんに対して気になってしまうのは、「あの幼稚さに、勢いのままに感情を発散する身勝手さに嫉妬しているからではないか。 わたしだってあの時怒鳴りたかった。 歳が上なだけで偉そうにするな。何でもかんでもわたしのせいにするな。馬鹿にするな。見下した態度をやめろ。軽く扱うな。話を無視するな。(P15)」という気持ちに同意。自分は対話を求めているのに、適当に流されたり冷笑されたりすることがある。そのことに対しての不快感がリンクしてしまうのかも。 友達の適性体重 友人への曖昧な距離感を体重で例えたことに脱帽。 「書き連ねるうち、人を用もなく誘えないのは、自分が本来は勝手な人間であるにもかかわらず、いい顔をしたいがためにそれを隠し、相手に合わせようとしてしまうことこそが問題である気がしてきた。(P38)」 →自分にも刺さる…そして友達がいなくなる… - 2026年8月22日
すべての、白いものたちのハン・ガン,斎藤真理子読み終わった韓国語にはふたつの「白い」という言葉があり、著者は綿あめのようにひたすら清潔な白「ハヤン」ではなく、生と死の寂しさをこもごもたたえた色「ヒン」について書きたかったとのこと。 生まれてすぐに亡くなってしまった姉の話から始まり、生と死の間を彷徨うような、悲しげだけど、どこか暖かくて、寒いだけではない。 とりとめのない日記のような、独白のような。読む感覚ではなく音として浴びているような文章を読んだ。 白く笑う、という表現は(おそらく)彼女の母国語だけにあるものだ。途方に暮れたように、寂しげに、こわれやすい清らかさをたたえて笑む顔。または、そのような笑み。 あなたは白く笑っていたね。 例えばこう書くなら、それは静かに耐えながら、笑っていようと努めていた誰かだ。 その人は白く笑ってた。 こう書くなら、(おそらく)それは自分の中の何かと訣別しようとして努めている誰かだ。(P101) - 2026年8月18日
おつかれ、今日の私。ジェーン・スー読み終わった@ カフェ優しく背中を押してくれるような、さすって「いつもお疲れ様」と言ってくれるような、優しさで詰まったエッセイ本。 読んで良かったと満足。いつも自分、お疲れ様。
読み込み中...