
あやな
@ayn__124
2026年3月15日
さよならジャバウォック
伊坂幸太郎
読み終わった
感想
「なぜかしら、頭がいろいろな気持ちでいっぱい。何が何だかはっきり分からない。」
作中に出てくるこの一文が、この作品全体の雰囲気の核であった。夢の中で、これは夢なのでは?と疑問を持つ稀にあるあの感覚を、主人公を通して追体験出来ることが、この作品の醍醐味であると感じた。そんな唯一無二な雰囲気の中にある、「過去と他人は変えられない。けれど、未来と自分は変えられる。」というメッセージ。独特な雰囲気の中に強いメッセージがある、文体と大衆性の割合が、本屋大賞ノミネート作品らしいなと感じた。
