さよならジャバウォック
118件の記録
ふーる@fool62025年11月24日読み終わった夫を殺してしまい混乱の中、訪ねてきた後輩の助けで死体を埋めに移動するが… 見えないジャバウォックとそれをめぐる騒動。結構眺めてるイメージが強く、振り回される。真相は予想出来る、結末はちょい物足りない



汐見@siomi2509272025年11月22日読み終わったエンタメ小説として、面白かった。 伊坂さんならでは感も含めて楽しめる。 個性的なキャラや軽妙な会話、伏線回収、家族愛、小説を通して語られる思想など。 個人的には、いくつかある伊坂さんの好きな本を超えはしなかった。読んだ時の衝撃具合とか。捻くれた感想だけど、本作の面白さでもそう感じてしまうのだからやっぱりすごい小説家だよなあと思った。




Kioku@noir142025年11月22日読み終わった最近の伊坂作品も面白かったけど、昔からのファンとしてはやっぱりこういう物語を待っていた!章ごとに主人公が変わることで、物語が色々な方向から始まり進んでゆく。そして登場人物が集合する終盤で、なるほどってなる展開。やっぱり面白い。暗い雰囲気で始まったけど、最後には光があって読後もよい。他人を変えることはできなくても自分は変われるが座右の銘みたいなものなのだったのだけど、破魔矢くん流に過去は変えられなくても未来は変えられるも付け加えておこう。
ギョ@hmhm_482025年11月21日読み終わった一気読み 好意的な意見が多く書店ランキングも上位で期待し過ぎもあり、正直自分にはそこまで...だった 面白くないわけではないが此度の帯 "夫は死んだ。死んでいる。私が殺したのだ。" "長編ミステリー" に関しては蛇足だったかなと思う わざわざ書くほどこの言葉は必要ではないしミステリーであることを強調するものだとしたら内容との差が大きすぎる 目に留まるようキャッチーなフレーズとして使用しているにしても...と思った 個人の話になるが久々の長編な上に普段触れないミステリー、心して本を開いたものの蓋を開けてみれば全編ほぼSF(ミステリーと言われればギリミステリー)で拍子抜けしたのも上記の帯とあわせこの評価となった大きな要因 また伏線回収やネタバラシ部分も話の大筋から想像できる範囲のもので特別な驚きがなかった ただ伊坂幸太郎といえば、な雰囲気が終始漂っているためファンの方は楽しめるのかな?

n@blue_272025年11月20日読み終わった読書メモ伊坂幸太郎の最新作 ほんっっとうによかった!!!!おもしろかった!! このままどう着地するの…?と思いながら読み進めていたけど、 後半驚きの連続すぎてさすがとしか言いようがない。 量子含め、周囲の人たちがみんな幸せそうですごく嬉しい。 凍郎も、本当の凍郎がどんな人なのかを、誰かが見てくれていたというのはすごく幸せだったのではないかな〜 破魔矢の「教えてあげたかった」と言う言葉も、破魔矢の人間性が表れていてとてもいい



Miyoshi@miyoshi2025年11月17日読み終わったこの疾走感を浴びて、伊坂幸太郎の小説ってこうだった、と久しぶりに思い出した。おしゃれな会話の調子はよく言えば味がある、悪く言えばみんな同じ人物が話してるみたい。 主人公の一人称視点なので、わからないまま話が進むことへのストレスはそれなりにあった。 たたみかけるようなネタ明かしと最後の大円団は、作者が伊坂幸太郎という時点で担保されていた。 「夫は死んだ。死んでいる。私が殺したのだ。」この売り文句は、キャッチコピーとしては良く機能しているとは思うが、この小説の魅力は別のところにあると思った。



mayu.@mayu_2025年11月16日読み終わったKindleあー読み終えてしまった。 夫を殺してしまったところから始まり、脳に住みつくというジャバウォックの存在に『!!』となり、読めども読めども『!?』『!?』『?』が続いていく。 見えそうで見えなくて、もはや誰が言ってることが正しいのか見えてる世界があやふやになってくる不思議な感覚。 一体どうなるの!と思いながらたどり着いた結論にやはり『!!』となって、なるほどなぁーと声が出た。 すべてを知った上でもう一度読みたくなる一冊。

akane@akane_lunelle2025年11月13日読み終わったまさに“伊坂ワールド全開”。 ずっと奇妙で、ずっと不穏。 でも最後に「なるほどね」とすべてがつながる、 あの独特の伏線回収があります。
さおり@prn9909082025年11月9日読み終わったさよならジャバウォック〜‼️面白かった〜‼️伊坂作品を読んでいるときのこう「どこに連れていかれるんだろう?」というワクワク感がめっちゃ好きだ〜‼️となったし鏡の国のアリスが下敷きにされてるっぽくて「それ〜‼️」と思った.伊坂作品に出てくるキャラクター割と過去が重かったりとかとんでもない事情を抱えていたりするんだけどそういう面だけではなくてあるところでは軽やかであったりとか、ユーモアのあることをぽろっと言ったりするところとか、そういうところがめっちゃ好きなんだわたしは〜‼️とめっちゃ思った‼️



こはく@nqou-book2025年11月9日読み終わった伊坂さんのミステリは久しぶりに読みましたが、 期待通りに楽しめました。 世の中の悪いことや悪い人がすべてジャバウォックに取り憑かれているせいだとしたらこの生きにくい世の中も少しはマシに思えて、そう感じる作品に出会えるのだとしたら、むしろ楽しいのかもしれない。 「フーガとユーガ」みたいな暗めのテイストです。 だけど、伊坂節で淡々としたセリフの掛け合いで、カラッとした読み心地。 なのに最後には胸に込み上げるものがある、伊坂幸太郎らしい作品でした。 伊坂さんやっぱり好き。 満足。



よむひとり@yomu_09062025年11月8日読み終わったさっき読了! 伊坂さんの本はいつでも最後救いがある! 今回も、人はやっぱり、良心によって動かされてるんだと感じられました。 AIが、普通に物語に出てきて、時代が変わったな〜、もうこれが通常なんだな。


しおり@Kaffee58882025年11月4日読み終わったこの物語の結末は言ってはならない。 ということで、書ける感想が無いのだが、実に伊坂幸太郎らしい、25周年らしい作品だと思った。つまるところ、好き!!!!だいすき!!!25周年おめでとう!!!!!!!これからも楽しみにしてます!!!!!!! ほんとに伊坂先生の作品はちゃんと辛いところもあるけれど、それでも地に足をつけて、しっかりと歩いて行ける強さと優しさがある。 過去は変えられないけれど、未来は変えられるんだよね。









anko@books_anko2025年11月4日読み終わったデビュー25周年記念の本作 帯の文句に一体どんな話なんだろうと読む前からワクワク 伊坂幸太郎らしい疾走感のある作品でした 自分なりにこの作品に込められたメッセージを考えています でも難しい だからこそずっとずっと考えています 答えは出るかな?



雫@sukinamono2025年11月3日うわーん、やられた〜。 ここ伏線でしょ!ってドヤ顔しながら読んでいたところをことごとくひっくり返されて悔しいという感情も湧かないくらい、むしろ清々しい…。 読み終わるや否や読み返したくなる!これが伊坂作品だ…! 本当の自分とは。自分自身をずっと見つめ直してこれでいいのかと自問自答できる人は強い。 真面目な人はいいけれど真面目すぎるのはよくない。 そうやってまとめていいものなのか迷うほどわたしは凍朗くんが好きだった。







いま@mayonakayom222025年11月2日読み終わった軽妙な会話、ビートルズ、愛すべき登場人物たちと目まぐるしい展開に引っ張られるようにあっという間に読み終わった。 ヒトという生き物の優しさと残忍さ、それでもヒトを信じる、信じたいと思うような読後感。 「私たちが生きていくには、ほんのちょっとでいいから、自信が必要。」 紀伊國屋で買うとレシートに亀さんがついてくるのとても良い。





直線@hrv8k2025年11月1日読み終わった新刊に昨日気が付き、すぐに購入して読んだ。伊坂作品で、このような、コミカルさのない長編は久しぶりではなかろうか。いつもながら序盤から伏線の気配と必ず回収されてゆくのであろうという安心感のもと読み進めることができた。これは、とても温かで良い話。

森々@mori_hkz2025年10月28日読み終わった重苦しくて辛い物語かと思っていたら伊坂幸太郎節で安心。とても読みやすい。 最後の方で明かされる事実にびっくりしながら良い読了感だった。 *好きなところ* 「真面目な人間はいいよ。確かに俺は好きだ。ただ、真面目すぎる人間は、他人を巻き込もうとする。そうなると怖い」 「真面目に、誠実にやろうとするのはいいけれど、それを他人にまで求めはじめると危ないってことだよ。正しいことをそこまで正しいと信じるのは」 「自信なんてない。俺が何をやろうと世の中に大した影響はない。成功しようが、失敗しようが。そう思っているからだよ。(略)俺に文句を言ってくる人間は、俺の人生を助けてくれない人間ばっかりなんだ。むしろ寂しいものだよ」 どれだけ非難されても自分が棺桶にはいるまで非難してる人はついてきてくれないし、高齢者施設までそばにいてくれない。という話。





ワ@medetiais2025年10月28日読み終わった10月ぐらいに読んだ。 広告を見て本屋に行った。 そんなことするのは初めてだった。 25周年のうち15年くらい彼の書くものを好きでぜんぶぜんぶ読んでいるけれど、あの頃は中学校の図書室にリクエストして入れてもらっていたので、単行本を値段を見ずに買えるくらい大人になったんだなあと思ったし、広告を見ないと新刊に気付かないほど本屋に行かなくなったんだなあとも思った。 やっぱりずっと面白くって信念があって、読んでる途中で父親に自慢して読み終わってからも父親に自慢した。 また貸してあげるねと熱弁したのにまだ貸してない。次会うときに必ず持っていく。




- たるたる@miyabi2025年10月24日読み終わった小説SFミステリー星4さよならジャバウォック 伊坂幸太郎のデビュー25周年作品に相応しい、大仕掛けと伏線回収が見事なSF作品です。 夫殺しの女性が主人公。 死体を前に混乱する彼女の前に現れた人物は、死体の処理を申し出るとともに、夫はジャバウォックに取り憑かれていたのだと告げるが……。 まだ読み始めた人多いので内容はオミットです。



Ryu@dododokado2025年10月21日読み終わった最初は乗れない感じがあったが、後半に入るにしたがって驚くほどおもしろくなり、手の込んだ終わり方には爽快感さえ感じた。ただ、これだけ戦争や虐殺が起こっている時代で、暴力性・男性性を物理主義的に形象化して悪魔祓い(「さよなら」)する態度に疑問を感じないわけではなかった。物語の奇想天外さに比して強度がないし、人間の心理を書いているはずの小説なのに、そこに全く人間がいない。


















































































