蛸足配線
@nekoai30
2026年3月11日
愛の生活・森のメリュジーヌ
芳川泰久,
金井美恵子
読んでる
@ 自宅
『森のメリュジーヌ』を読んだ。恋に溺れておかしくなっているときってこういう感じかもしれない。怪異に魅入られ失踪する快感を思う。『永遠の恋人』における「死」は少女時代の終わり?現実に生きる体を備えた若い女の子とは全く別の、観念としての少女性の輝きを味わう。
この本は買ってから結構な年数が経ち、背表紙がすっかり陽に灼けて褪色してしまった。でも読んだ部分と読んでいない部分がまだら。半分以上は未読のような気がする…。幻想めいた作品は心身が疲弊しているとイマジネーションが広がらず今ひとつノれない。なのに今回は眠い眠いと思いながらも読み続けた。近ごろ現実逃避が昂じて四六時中夢みたいなことばかり考えているからその気分にちょうどフィットしたのかも。そんな風でちゃんと読めているかどうかは限りなく怪しい。
