ぽんぽこピッツァ2号店 "学歴狂の詩" 2026年3月15日

学歴狂の詩
学歴狂の詩
佐川恭一
読書記299 言葉選びとかところどころツボってしまい、朝井リョウのゆとりシリーズ並みに笑いながら読んだ。 私が行っていた大学は、過去には「東大の嫁育成所」と呼ばれており、実際東大とのインカレサークルが多かった。私も例によって東大とのインカレサークルに入っていたのだが、やはり東大生というのはある程度、誰でも受験に対して一家言ある。そういう話を聞くのは楽しかった。それでもインカレサークルでそこそこ楽しくやれる人たちなので、佐川恭一の同級生の突き抜けた人種とはまた少し異なるかもしれない。 とはいえ佐川恭一自身がある程度自分を相対化して客観的に話しているエッセイなので、あの頃のヤバさをオブラートに面白く伝えつつ、本質を突く格言も残していて読み応えがある。 何より、愛すべき友人たちのことが生き生きと描かれていて、これもまた一つの青春の形であると思う。
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