学歴狂の詩

44件の記録
- いま@mayonakayom222025年9月5日読み終わった非常に面白かった。 あとがきで著者が書いているように、学歴は 「この価値の指標は、ほとんどすべての人間が何らかの形で巻き込まれざるをえない怪物と化している。」。 勅使河原さんの本で、学歴が重視される論点として、成功の予見というワードが出ていた。 この本を読んでいると、企業側が期待する訓練耐性が高い人がやはり高学歴に多いのではないかと 思うところもある。 「人生において、ある時期に親しかった人間と疎遠になることはよくあることだ。そこには寂しさもあり、どこか空しさもある。しかし、現在のつながりと過去のつながり、現在の時間と過去の時間、そこに実は優劣はないのではないかということを、私はたまに考える。」 勉強するほど、自らの内に刻印を残す人との出会いは多くなるんじゃないだろうか。
- にこ@bonyari_hinemosu2025年8月9日読み終わった@ 自宅私はいわゆる自称進出身だし共学なんだけれども、その中でもかしこかった上澄の同級生たちのことを思い出した。 高校生当時の空気感が蘇って来たり、京大生みたいなスーパーエリートでも私たちと同じようなくだらない話をして過ごすこともあるんやなぁと面白く、時に共感しながら読んだ。それでも著者の言語化のうまさや言葉のチョイス、溢れる教養やユーモアに出会う度にやはり私と一緒にしてはいけないと申し訳ない気持ちに。 1番刺さったのは、”何を選んでもきっと後悔はあるだろうが、後悔を最小化したいなら、何かを選ぶ時に必ず自分を軸にして選ぶことを心がけなければならない”
- ノンフィクションlove@takumi8122025年5月31日学歴や受験にまつわる話がいろいろ盛り込まれているので面白い^_^ 著者は偏見傾向が強く、編集者から相当手直しされているのが推測できますね★
- mq@365co2025年5月27日読み終わった面白かったです 受験ってこの世の日本人のほとんどが小中高のどこかしらで経験してるから絶対に盛り上がる最強の内輪ネタだなあと改めて思ったし私は学歴狂では無い側だからゲラゲラ笑って読めた。苦しくなる人もいるんだろうな〜
- Atsushi Ito@ukajun2025年4月5日買った読み終わった読み進めていくうちに気持ちが晴れやかになっていった。学歴狂越しにみえる作家周辺のそれぞれの人生が、それもええなぁとごく当たり前のことだろうが感じられた。受験でもなんでも、何かに全ベットする「狂う」姿はおもろい。
- Atsushi Ito@ukajun2025年4月4日買った読んでる@ 紀伊國屋書店 新宿本店佐川恭一さん、学歴狂のノンフィクション。ほんまのことしか書かれてないなぁ。自分が梅田の河合塾に通っていて、どうしようもなく半端な状況で、どうしようもなく孤独(居心地はよかったと記憶してる)だったあの一年を思い出す。当時持ち歩いてたコンパクトカメラで近くにあった公園のタコの滑り台とか公園の時計とかモノクロで撮ってたやつみると、やばいくらい辛気臭くて、胸のあたりがギュンってなる。