きん "なぜこの服は時代を超える定番..." 2026年3月16日

きん
きん
@paraboots
2026年3月16日
なぜこの服は時代を超える定番なのか 一生モノの服の見極め方
最初、読み始めた時、これは読んだらすぐ手放そうかと思っていた。 なぜならこれは、作者の石川さんのど定番を記したものであり、それが自分にとってのど定番である、ど定番になるかはまた別の話だからであり、そう思って、後書き前まで読んでみた。 が、違った。 石川俊介さんはデザイナーである前に、大の服好きで、ただの服付きの僕からしても、その好き加減はリスペクトに値する。(なぜなら国家資格のクリーニング師も取得されているという度合い!すごい!) ただ商品として勧めるだけでなく、それがどの程度、普遍的な定番として耐えうるものであるかをしっかりと推敲されているし、自分にとっての定番を見つけて欲しいとさえ言われている。 ファッションというスピードの早い業界に身を置かれている石川俊介さん。 服はただ着るものであるだけではなく、それがお気に入りなら、購入した時も、着ている時も、手入れしている時も、どんな時も自分にとっては愛しい時間となるし、それは自分の人生を大切にすることにつながるとされている言葉が、とても印象的だった。 拘る自分に嫌気がさして、拘りなんて持たないでもいいと思った時期も多くあったが、自分の中の残しておきたい定番には、今一度手をかけて行きたいと思えた一冊でした。中年ど真ん中の今、本書を読めて本当によかった。 石川俊介さん、読ませていただきありがとうございました。
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