mikechatoran "暗黒の瞬間" 2026年3月16日

暗黒の瞬間
暗黒の瞬間
エリーザ・ホーフェン,
浅井晶子
刑事弁護士が職を辞するに当たっての回想の形で9つの事件を語る体裁の連作ミステリー。ひとつひとつが事件のあらまし、語り手の弁護士が関わって以降の展開(裁判その他)、その後、という感じで簡潔に描かれる。ドイツの法律についてもさりげなく手際よく説明される。結末に驚く作品も多いし、何より「法」と「正義」について考えさせられる。それでいてぐいぐい読ませるのは語り手のエーファ始め、登場人物が簡潔ながら等身大に描かれているせいだろうか。特に印象に残ったのは「生かしておく」と「塩」
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