
いるかれもん
@reads-dolphin
2026年3月16日
迷うことについて
レベッカ・ソルニット,
東辻賢治郎
読みたい
読み終わった
まとまらない感想をまとめないで投稿する。
全体として、なんとなくぼんやりとした、つかみどころのない、でも、読んでいてなんとなく心地よいような文章で、感想をうまく言葉にまとめられない。
あとがきにも書かれているけれど、この本で取り上げられている「迷うこと」ってのは、広い意味で、(内面的な意味を含め)人が失われる、紛れる、消える、見えなくなることなどを扱っている。
この本のカバーと取ると現れる、本体の深い、濃い、青が印象的。恋人が、青って迷いの色と言っていたことが印象的。目次を見ると、9章構成のうち2,4,6,8章のタイトルが全て同じ「隔たりの青」である。そこには色々な意味が込められているけれど、でも、海の底とか想像すると納得できるような。
印象的な言葉を2つ
「待ち人が現れないとき、人は何かが起きたのだろうと語りはじめ、遁走や誘拐やら事故やらがあったに違いないといくらか思い込んでしまうことがある。心配する、というのは自分が知ることも制御することもできないものについてそれができる振りをするする方法なのだ。」(p.181)
「わたしたちはまるで、例外を法則のように取り違えて、いずれすべて失ってゆくということよりも、たまたま失われずに残っているものを信じているようだ。」(p.204)
多分、何回か読み返すと思う。



