
くりこ
@kurikomone
2026年3月17日

原発労働者
寺尾紗穂
読み終わった
読み終わった。
原発労働者が、3.11の事故前から、当たり前のように「なんでもあり」の状態で働かされている状況に言葉を失った。当たり前のように、電気を付けたりスマホを充電したりして日常を送ることは、文字通り人の命を奪う行為に繋がっていると突き付けられる本だった。
一番被ばくしてしまう燃料プールに外国人を投入、即、国へ返す様子を読むと、外国人労働者という形で植民地支配が今だに続いていると分かる、徴用工とさして変わらない。
こうやって恩恵を受けつつしれっと日常を送りながらも、口では差別に反対する自分が自己欺瞞的で嫌気がさす。
「私は彼らであり、彼らは私である。私は、目の前に座る、原発労働者のおじさん達にそのことを教わった。原発労働者をどこか遠くに感じている限り、それはひとごとで終わってしまう。ひとごとをわがこととして感じること。考えてみること。」p.199






