彼らは読みつづけた "事件現場のソクラテス" 2026年3月17日

事件現場のソクラテス
事件現場のソクラテス
尼野ゆたか,
慧子
*読書で見つけた「読書(する人)」* 《人が本を読む理由は様々だ。知識を得るため、仕事で必要なため読むという実務的なもの。気分転換したくて、一時楽しみたくてという趣味的なもの。叡太郎は後者だ。読書には、他のコンテンツにはないゆっくりとした没入感がある。色々なことから離れたく思った時、世の中から遠ざかりたく感じた時、叡太郎は本を手に取ってきたものだ。 だからこそ、京輔の読書はひと味違うと感じる。目標を達成するための道具としてでもなく、目的を果たすための手段としてでもなく。本を読むという営みをただ愛して、読む。時折そんな人間と出会ってきたが、京輔の姿は彼ら彼女らを彷彿とさせる。》 — 尼野ゆたか著『事件現場のソクラテス』(2024年10月Kindle版、星海社e-FICTIONS)
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