ツナサンド "イデアの影 The shad..." 2026年3月4日

イデアの影 The shadow of Ideas
『窓は東向きだから、今は日は差し込まない。』 光が差さないのと、その理由をわざわざ書いている 『夜なのに花が開いていて、それらが一つ一つ電燈のように明るかった。』 薔薇が明るいのはおもしろい 『辛いことがあったときには、時間的にも、地理的にも、そこから離れることが効果的です。時間は自由になりませんが、距離を取ることはできます』 そのとおりだけど、それが叶わない場合はどうしよう 『彼女は、自分の欲望というものを具体的に測れなかった。』 こいつのことを、自我のないテイカーだと長いこと思っていたが、この状態のことはすごくよくわかる でも欲望というのは自分では生産するものではなく、他者から盗むものという言葉も思い出し、やっぱり人との関わりが極端に少ないのはいけないな、とも 主体の欲望などないのかもしれない 『黙っていれば、誰も傷つかない。自分の精神だけが、なんとかこれを包み込んで、ずっと守っていけば良い。それは、真珠貝のようなもの。少しずつ自分の体液で包んでらそれを宝物のように仕舞っていれば良い。それで、苦しくなってもかまわない。むしろ、苦しむことが、自分の使命なのではないかとさえ思う。』 苦しむことそのものが本質の使命などない 『あのディーゼルカーに並んで座り、窓の外を眺めているときは幸せだった。幸せというのは、躰を寄せて、同じものを見ることなのだと思った。』 わかるよ 『ここでこの人はこんなことを言うのだ、とわかっているから、こちらも丁寧に受け答えができる。台詞が決まっている舞台に立った役者のように、心を込めて演じることができる。』 接客が気持ちいい理由だな 『したがって、生きていても、死んでいても、本当のところ、違いはなにもないんだよ』 生きてても死んでてもどっちでもいーんだよ愛があるだけ♡ 『午後の日が、列車の影を草原に落としている。自分の影も、あの列車に乗っているのだろう。』 物語中で影が重大なモチーフであることはさておき、これはたしかにな
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