イデアの影 The shadow of Ideas

12件の記録
- ゆん@yk505252025年8月5日読み始めた2025/8/5 読了 先週の土曜の夜中、大切な家族であるわんこがお空に行った🌈 あの時のことを思い出すと、所かまわず涙が出てしまうので、 本を読んで気を紛らわすつもりが… そんな時にこの本はタイミングが悪すぎたかも。 元気になったらまた。 2025/7/29 読み始め イデア= Idea なのね
- かおり@6kaorin52025年8月3日読み終わった読書日記谷崎潤一郎没後50年記念作品として書かれたという。 谷崎らしさは感じられないが、耽美で退廃的な雰囲気は漂う。いつもの著者作品とは少し毛色の違って近代文学風。 「彼女」のもとを、庭を、夢を、訪れ、去ってゆく男たち。 ハセガワさん、ススムさん、タカヤナギさん、そして夫。彼らの死は夢か現か。 それとも、彼女自身が幻なのか。 影。 見ている、見えている影は。 「神様から命をお借りして、この死というものを体験させてもらう。 そんなツアーを、人生と呼ぶのだ。」 近代文学的な物語を読んでいたはずが、終盤、気づけばやはり独特な森ワールドに足を踏み入れていた。 このつらさ、憂鬱は、生きているからなのだと改めて気づく。死をもって借りた命をお返しする。自分が生きているのは、まだまだ借りが残っているからなのだ。焦る必要はない。ひとつずつ丁寧に、そうっとお返ししてこそ、なのかもしれない。そう思うと、自分のこのツアーも幾分軽く、楽しくなってくるような気がするが、それは妖しい「彼女」の世界に影響されすぎかしらね。
- かおり@6kaorin52025年8月1日読み始めた並行読書久しぶりに買った 森センセイ。 時々、無性に読みたくなる森ワールド。 だけど、 読み始めて、ページを開いて気づく。いつもとはちょっと違うワールドだと。いまの私にドンピシャな幻想的な内容みたいだ、と。 これは 本に呼ばれたな。 ヘミングウェイは毎日ゆっくりと読んでいくつもり。 この夏をかけて。 なんとなく。