
久保みのり|書店よむにわ
@kubomisan
2026年3月18日
読み終わった
午前一時を迎えようかという頃、iPhoneが震えた。彼からだった。返事をするのに時間がかかったことへの謝罪と、「本当に僕でいいの?」と最後に書いてあった。そのとき、新宿御苑のさくらがいっせいに咲いた。はずである。(p.046)
きゅ〜ん、である。悲しい話も嬉しい話もこみこみの1冊ではあるんだけど、生きててよかった、あるいは、生ききれば良いことがあると思える。まさに「光」の本。息苦しくて、泥になってしまいたくなるような日に読んで、照らされたい。小原さんの話なのに、読者を「大丈夫」と照らしてくれる。不思議。文体も独特で、でも読みやすくて気持ちよくて、不思議。




