ユーリ
@fyydatyr
2026年3月14日
プリズン・サークル
坂上香
読み終わった
この本を読んで、受刑者には良好でない家庭環境で育った人が多いということがわかった。
プリズンサークルではそんな人たちが自分の感情や置かれていた環境を正しく理解し、それを人に話し、他人の話を聞くといった取り組みが行われていて、最終的に彼らにとってのサンクチュアリとなることを目指す。
被害者を思うとそんなこと許しがたいと感じるが、それはそれ、これはこれと分けて考えなくてはならない問題だと強く思った。なぜなら受刑者もまた救うべき対象なのであるから。
しかしながら………………
彼らは罪を犯したからこそサンクチュアリを手に入れたわけだけれども、同様の救うべき環境で育ちながらも罪を犯さず歯を食いしばって生活している人にサンクチュアリは与えられないのだよなと、私はそんなざらっとした雑音も同時に感じずにはいられなかった。

