キイロノシャクナゲ "木曜組曲" 2026年3月15日

木曜組曲
木曜組曲
恩田陸
私って、女子会を覗くのが好きだなあとふと思う。なんでなんだろう。オトナ女子に憧れがあるからかな。 なんだか、これはほんとは物騒な話なのかもしれないけど、とっても癒された。 たけくらべと若草物語が読みたくなった。 ▼好きな表現▼ あの四人を見ると、いつも素材と模様の違う絨毯が並んでいるところを連想する。 毛足の長いゴージャスな静子、ナチュラル・カラーの麻を編んだ絵里子、地味なこぢんまりした花模様がきっちりと織りこまれた尚美、ポップ・カラーのビニールのつかさ。 ---14頁 つかさの場合、『彼女は林檎が好きで、あたしはは葡萄が好きだ』だが、尚美の場合は『彼女は林檎が好きだけど、あたしは林檎じゃなくて葡萄が好きだ』なのだ。 ---82頁 もの書きとして自分の文章を発表したとたん、それまで一緒にいた、ものを書かない人との間に、決して消すことのできない一線が引かれてしまう。もう、一生消せない。それでも芸達者で立派な太夫になれればいいけど、ただ恥ずかしさと罪の意識に苛まれながら、自分をさらして自分の文章を売っていく ・・・ 小説家花魁説 ---246頁
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved