
espoir
@umi_utatane
2025年3月15日

アサイラム
畑野智美
読み終わった
『神様を待っている』以来の畑野さんの本。久しぶりに小説を読んだ。心に傷を抱えている人が住んでいる街ということで行政の支援も手厚いし、過ごやすくはあるけれど、周りとの関わりが非常にセンシティブだと感じた。大学時代の友人との会話は読んでいてつらかった。友人側の価値観や正義感もあり、言いたいことは分からなくもないのだけど、私がスミレでももう元のような関係には戻れないんだなと感じると思う。そう考えるとやっぱり性加害にしても、いじめ、虐待にしてもあってはならないと強く思う。
