亮亮 "金閣寺" 2026年3月18日

亮亮
@kiiroimegane
2026年3月18日
金閣寺
金閣寺
三島由紀夫
三周目、7年ぶりの読了。 圧巻の表現力。 情景描写、心情描写、一つの物事をとっても怒涛のように押し寄せてくる文章量、あらゆる観点からの解釈。 特に、主人公の溝口と悪友の柏木との議論は読み応えがある。 仏教的観念を背景として、美や悪、行為と認識等について彼らの自論が広げられる。 そして、金閣に囚われ、金閣の寺僧となり、金閣に裏切られ、金額を燃やすに至る溝口の内面の変化。 後半にかけては、金閣への異常な執着で段々とおかしくなっていく様子に、読んでいて焦りと疲労感を覚える。 美に取り憑かれた三島由紀夫の目から見る世界。到底理解はできないが、憧れてしまう。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved