
猫
@mao1012
2025年3月5日

子どもたちは夜と遊ぶ(上)
辻村深月
かつて読んだ
浅葱は傍から見れば1番冷静、感情を表に出さないと思われていたが、ここに出てくる登場人物の中で最も人生に執着し、人間らしいのは彼だと感じた。
辻村さんの作品及びミステリーを元々あまり読まない為、無知で申し訳ないが、視点の切り替え(犯人視点も含まれる)や、犯人が読み手には既にわかっている上で進行されるストーリーは非常に新鮮だった。まるで読み手側に全てを委ねているような、そんな感覚がした。
辻村さんの処女作というのにも驚いた。凄すぎるな