ギンダベラ
@gindabera
2025年4月21日
台湾漫遊鉄道のふたり
三浦裕子,
楊双子
読み終わった
これは素晴らしい小説。仕掛けもさることながら、日本作家が書いたように感じさせる小説。
以降は結末に極めて近い記述です。
本編の結末を読む前に全く偶然だが、現実世界でとある体験をした。
夜遅く、最寄駅からの帰り道に女の子と自転車を押している男の子のカップルの後ろを歩くことになった。男の子は最後まで送らないで大丈夫と心配していたけど、女の子は大丈夫という会話をおそらく何度も繰り返していたようだった。
昔、そういうことあったなぁと思い出しつつ、あぁ、当時は本当に心配で男の子と同じことを言ったのだけど、それはその子のためではなくて、自分のためだったのだなぁと思い返した。自分が安心したいからで、親切なフリをして、親切を押し売りしてたんだなぁ、やれやれと思った。
数日後、この小説の結末を読み、同じだなと思った。僕は必要以上に親切にされる事は、わりとありがた迷惑と思う方だけど、同じことを他人にしたりしている。
