ずんだ文芸部 "エピクロスの処方箋" 2026年3月19日

エピクロスの処方箋
本屋大賞9冊目! 前作の「スピノザの診察室」にめちゃくちゃ感銘を受けたわけですが、続編である本作もめちゃくちゃ良かった… 本を一冊読むだけで人生が一変することは決してないと思うけど、確かに血肉となっている感覚はあって、本シリーズはそれにすごく寄与していると思う。 前作を読んでから無意識のうちに心境の変化があったのか、前作ほどの衝撃はなくてむしろ自然に作中で語られる哲学を受け入れることができた。 アドラー心理学やら仏教やら、本シリーズで語られる哲学(スピノザやエピクロス)は心の平穏とか、いまここにある幸福だとかを重視していて、その思想がすごく心に馴染むんですよね。 このシリーズには小説を読む意味が詰まっていると思う。
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