エピクロスの処方箋
212件の記録
みやこ@mii_252026年4月12日読み終わったp.53 知識や技術なんてものは、本人の努力次第でいくらでも身につけていける だが倫理や哲学って領域は、先導者が必要だ p.54 人が自分の権利ばかり口にするのは、自分1人で生きていけると思っているから 生きていくことの哀しみを知っている人間は、理由などなくても、誰かの力になりたいと思うもの p.133 結果が自分の利益にならないとわかっている時でも、動くべき時に動ける大人 結果が全てだというのなら、治療法のない終末期の患者に我々医師ができることは何もなくなってしまう p.140 亡くなる瞬間に手を握って別れの声をかけてやるというのは、〜、本当に大切なことはそのようなことではない 亡くなるまでの時間をどう積み上げていくか、その日常の中で自然に旅立っていくのなら寂しくない 元之助さんがいつものようにナポリタンを作っている方が光恵さんは安心するかも p.222 誰かの努力によって変えられるほど世界は脆弱ではない。だけどその理不尽で強固な世界の中でも、我々にできることはたくさんある 降り続く雨を止めることはできないが、傘をさすことはできる。〜 p.285 希望というものは急に出てきたり、消えてしまったりしてしまうものじゃない ずっとそこにあって、我々が気づけるかどうか だから治療がうまくいかなかった時にも〜道が途絶えてしまったわけではないことを我々はしっかりと伝えなければならない p.353 無力であることは不幸を意味しない どうにもならない世界で、人間にできることは何か



ちんとら@teach_JP2026年4月12日読み終わったaudible人生にどう向き合うべきかを真剣に考える登場人物がいるからなのか、物語に厚みを感じた。 軽薄で抽象的な理想論の垂れ流しではないところに、単なる医療ドラマで終わらない面白みがあったのかな思う。 あと、朗読の力はすごい。audibleの良さが最高に感じられた。
- hal@halo_o2026年4月11日読み終わった読了。好きな話だった!ドラマっぽいね 人の生き死に 医者としての覚悟 信念 みんな病と闘う仲間で、だれも悪じゃない描き方がとても好き 敬意を払わなくちゃね、生きる人全てに



- がぶりえら@nohooon_hon2026年4月9日気になる読み終わったaudibleはじめてのaudible、意外と楽しい。寝てしまった時だけ遡るのが大変だが、料理作りながら聴くと、丁寧な暮らしをしている気分になる。 医師のおはなしで、終始穏やかでよかった。登場人物、ほぼみんないい人で、倫理観が高い人だった。


りんたくき@rintakuki2026年4月8日読みたい読み終わったこれから何度でも読もうと思った本だった 登場人物全員が違う哲学を持っていて、それぞれ別ベクトルの格好良さを持っている。 自分がどんな大人になりたいか、どう仕事に向き合いたいか考えさせられる本だった。 今年中にもう一度読んで、刺さった言葉に線を引こうと思う。30、40になった時にこの本を読んでどう思うのかすごく楽しみ



- ひろみ@hihihihiromi2026年4月5日読み終わった2026年本屋大賞ノミネート 全作読了 最後に選んだこの本やっぱりすごく良かった。 “どうにもならない世界で、それでも人間にできることは何か“本文より 心に響く文が他にも沢山あった。 登場人物が全員魅力的でイメージしやすく、難しい内容なのに文章も柔らかいからか読みやすく、没入した。何度も涙がでた。



葉鳥@kihariko2026年4月4日かつて読んだシリーズ第2弾。まさか雄町哲郎シリーズとして続編が出るとは思っていなかったのでびっくりした。 哲郎が向き合う患者さんとの物語を通して病気との向き合い方やその先にある死について考えさせられると同時に、哲郎と甥との関係や元いた大学医局と現在の病院との関係も益々見所となって面白かった。最後の展開はさらなる続編を期待させるもので大変に楽しみ。




Marimocoffee@marimocoffee2026年4月3日読み終わった本屋大賞ノミネート作品を滑り込み読了📚️ 登場人物それぞれが、各々のペースでストーリーを動かしている感覚。根底に哲学がある感覚も心地よい。


ピエ@PieTatsu2026年3月28日読み終わったおすすめ。 「医師は科学者であり、哲学者でもある」(前作からの引用)という表現が言い得て妙で、強く印象に残っています。 お看取りなど医療現場のリアルを精緻に描写する一方で、医学=科学や哲学についてはあえて語りすぎない。その節度によって、“小説”としての本作の魅力がいっそう引き立っています。 また、たびたび登場する京都の老舗和菓子は、人間が人間を幸せにするためもの、世代を超えて受け継がれていくものの象徴として、物語と見事に調和している点も魅力的です。
すべての本読み読み委員会@nadare2026年3月28日読み終わった本屋大賞候補作全部読む⑩ \ラスト!/ 素晴らしかった……… 登場人物それぞれの持つ信念の熱いこと、真っ直ぐなこと… 火傷するて😭❤️🔥 プロットは感じられず、まるでキャラクターたちが自分で歩みを進めているかのような、作者はそっと見守るだけのような。筆力までも上品で丁寧。本当に大満足だった( ; ᴗ ; )🚲👍

- まかろん@muze20022026年3月28日読み終わった高校生のときに読んだ神様のカルテ以来の夏川草介さん。 神様のカルテもそうでしたが、ふとした日常の中の小さな幸せのようなものを描くのがとても上手だと感じました。 本屋大賞候補作ということで前作スピノザの診察室を読まずにこちらから読んだので、スピノザの診察室を読んで、またもう一度こちらの本作も読み返したいなと。



ちんとら@teach_JP2026年3月28日読み始めたaudible本屋大賞ノミネート作品がAudibleで聞ける。 聴き始めたばかりだが、表紙から受ける柔らかな印象と朗読の声が絡み合い、とても心地よい。


結@yi_books2026年3月24日読み終わった「人を救うのは、医療ではない。人なんだ。」というマチ先生の言葉が、マチ先生の言葉だからこそ、とても刺さった。そしてこの言葉を、現役の医師である夏川先生が書いているというのも、とても深いなと。人の生死と人との繋がりを温かな空気で描くこの作品がとても好きだ。




みさき@michan__log2026年3月21日読み終わった本屋大賞ノミネート作品。ここ1年ほどで立て続けに親族を看取り、死生観について考える日々。毎日考えることは変わり正解は一生見つからないかもしれない。医療は無力である、でも救うのは人だ。というようなことを言っていたマチ先生の台詞はなんとなくわかるようでまだ分からない。

ずんだ文芸部@zunda_bookreview2026年3月19日読み終わった本屋大賞9冊目! 前作の「スピノザの診察室」にめちゃくちゃ感銘を受けたわけですが、続編である本作もめちゃくちゃ良かった… 本を一冊読むだけで人生が一変することは決してないと思うけど、確かに血肉となっている感覚はあって、本シリーズはそれにすごく寄与していると思う。 前作を読んでから無意識のうちに心境の変化があったのか、前作ほどの衝撃はなくてむしろ自然に作中で語られる哲学を受け入れることができた。 アドラー心理学やら仏教やら、本シリーズで語られる哲学(スピノザやエピクロス)は心の平穏とか、いまここにある幸福だとかを重視していて、その思想がすごく心に馴染むんですよね。 このシリーズには小説を読む意味が詰まっていると思う。







- ちゅな@chuna-love2026年3月16日読み終わった2026本屋大賞ノミネート前作もだけど、今作もすごくすごくよかったです 良い本を読み終えた後って、その本を抱きしめたくなりますよね、! たまに忘れそうになるけど、やっぱり人は一人では生きていけなくて、誰かに支えてもらって生きているんだなと改めて考えさせられる話でした 生と死を書いているのに、暗い話じゃなくて、たくさんの生きる希望を持たせてくれるような、、とても温かい気持ちになってずっとずっとこの世界のお話を読んでいたくなりました 登場人物もみんな魅力的でみんな好きになっちゃう笑 続編出るのかなぁ、出てほしいなぁ

- 1140k@FELTz752026年3月15日読み終わったaudible誰にでもおすすめできる名作。 たまにはこういうのも読んどかないと。 依代として立ち戻る哲学をもつことの大切さを、こういう作品を通して表現してくれるのはとてもありがたいことだと思う。 朗読が心地良かった。 前作ももう一回聞いとこうかな。



ネル・オウチスキー@nelouchisky2026年3月12日読み終わったKindle購入本一作目とまた違うテーマも加わり、解像度の上がる続編。 おそらく作品の山場はそこではないんだろうけど、毎回訪問で通った患者が亡くなる描写が一番胸にくる。

おいしい水@oisiimizu05202026年3月10日読み終わったオーディブルにて読了。 私も医療職なので、作者の方が言いたい事は理解できました。医療の理想と現実、医師であり続ける為に望んではいけないもの、そういった類のジレンマを感じました。

ルイス@lou2s2026年3月9日読んでる「努力は大事だよ。努力をすれば必ず報われるって考え方も嫌いじゃない。でも、人間の努力で変えられることなんて、わずかなことだというのが私なりの哲学なんだ。『自分は生まれつき、ある種の才能に恵まれている』なんて言ったら、傲慢に聞こえるかもしれないが、『自分が努力したから何かを手に入れた』と考えるのもずいぶん傲慢じゃないか。」

sachi@mcm2026年3月7日読み終わった雄町先生の訪問診療シーンで いくども胸が熱くなる前半が とてもよい。 花垣先生はもちろん、医局の先生方も いい人ばかりで恵まれた職場だなぁとほのぼの。 ちょっと美化されすぎな部分も含め 面白かった。

もちこ@mochiko247242026年3月7日【比較】 お医者さんのお仕事小説で印象に残っているのは…と記憶を掘り起こしてみても、思い出せるのは同じ夏川草介さんの「神様のカルテ」くらい。 あまり「医療小説」という難しそうな、政治的な思惑が絡んでドロドロしていそうな話は、私は好まないのだと思った。 そんな中でも夏川先生の描く医療小説は読みやすく、生死と向き合うシーンは胸にグッとくるけれどしんどくなりすぎない、微妙な塩梅なのだ。 それは、夏川先生の持つ優しさが根底にあるからだと思う。 命の重さを知っているからこそ、それとの向き合い方を教えてくれる。一緒に考えようとしてくれる。その優しさが伝わるからこそ、安心して読める。 【抽象】 幸せに人生を終えるとはどういうことか、を考え続けるということ。 そして、それに対面している人にどう寄り添うかを考え続けるということ。 【発見】 患者や家族側の心情は描かれない。あくまで語り手は医師(雄町先生、花垣先生、南先生、西島先生)。 でも、読者としては、描かれていない患者の気持ちはよくわかる。なぜなら、当事者になり得る可能性が存分にあるから。自分に投影しやすい立場だから。 だからこそ、想像しにくい医師たち側の心情のみを描くことで、夏川さんは私たち読者に、医師の本心を伝えようとしているのではないかと思う。 勝手に患者側の気持ちを想像して描くのではなく、「私たち医師はこういう志を持って、医療を行っているのです」と教えてくれているような気がする。 【流行】 夜間勤務や休日診療に、若い医者や研修医たちが入りたがらない。働き方改革の影響が、医療業界の人手不足をより深刻にさせている。 そんな今時な事情を目の当たりにして、気が引き締まる思いになった。 なんでもかんでもワークライフバランスが最高、とはいえない現場も、現実もある。ということに気付かされた。 【不易】 命との向き合い方。
もちこ@mochiko247242026年3月7日読み終わった生きることと死ぬことを、こんなにも温かく描けるものなのか。 医療の奇跡だとか技術の高さだとか、そんなものをあてにしない。医療を信頼していない。というスタンスを貫く雄町先生。 一見、諦め全開のネガティブな考え方のようだけど、雄町先生はそれでも希望を捨てていない。 「治すことが本当の幸福なのか」という問いは前作に引き続き、今作はさらに「死と隣り合わせの患者と、その家族にどう寄り添うか」が印象的なエピソードとして、いくつも描かれている。 雄町先生は私と同い年の39歳。携えている人間の深みが違いすぎる…。 それは、雄町先生がそれだけ毎日真剣に、生死の境を彷徨う患者とその家族に寄り添い、伝え方を考えているからだと思う。 (メタ的に言えば、著者の夏川先生がそうであるということだけれど) 生死という重たいテーマの中で、時折描かれる京都の町の風景描写が癒しを与えてくれる。 人間が朽ちていく間にも、季節はめぐり、世界は彩りを失くさない。 その淡々とした描写の中に、遺された人たちの希望が宿っているように感じるのだ。



ニフラーの世話係@Ikyu2026年2月28日読み終わったaudible大好きな夏川草介さんの作品。医療が抱える課題が心温まるエピソードとともに描かれている。決して治らない病気と向き合いながら、最後まで、自分らしさを失わず、他人への心配り忘れなかった、華道の元家元の患者さん。最期はこうありたいと思える。マチ先生と、南先生、龍之介くん、秋鹿先生、中将先生、との間に交わされる優しさの応酬に心打たれる。 「医療では人は救えない。」の問いは幸せとは何か、につながる。 自分の境遇を、呪ってちゃいけないなぁと思った。自分を責めてばかりではいけないと思った。 これまで、思うようにできなかった人生だったとしても、今からでいい。今を、笑って生きよう、それは、簡単なことじゃないから、そう誓いながら前を向こう、そんな風なことを考えた作品だった。 読書メモ キーワード フルート、長五郎餅、エピクロス、泣いたり怒ったりは精神の安定を損なう、平穏な精神状態を快楽、飛良泉の父、カツ丼、 「人間の努力で変えられることなんて、わずかなことだというのが私なりの哲学なんだ。」



草大福@yadokari152026年2月28日読み終わった医療物なのに、ゆっくりとした時間が流れていて静かな気持ちになった。 京都に行きたくなる、和菓子が食べたくなる。 ゆっくり静かに亡くなっていく人々のストーリーにじんわり涙し、でも最後には大きな手術を成功させようとするチームの格好良さや物語の山場もあり。作者の伝えたいテーマを伝えつつ、物語の面白さもあり、良き小説だった。 これは私が悪いんだけど、主人公が30代なのがうまくイメージ出来なくて、4、50代のような気がして読んでしまった。花垣、西田も同じく。なので、南先生との年齢差を脳が誤認して、えもいわれぬ違和感が…。
はぐらうり@hagurauri-books2026年2月23日読み終わった本屋大賞候補作。スピノザ、の続編。医師の覚悟と患者の覚悟、の話であった。 何度も目頭が熱くなる。前作でも思ったことだけれど、映像で観たい小説。映像化されそうだな、はよく思うけれど、映像で観たいと思うものはほとんどないので珍しい。 そして、映像化されたらもっと泣いてしまいそうだけれど、本を読む時間が減ってしまうのでたぶん観ない。 往生を描くのが上手い。医師という職業柄なのかもしれないが。誰もが自分の親族を思い描いて涙腺にくる。それが嫌味じゃない。小説を読み始めた人にとって本当に良い小説。

本棚@sukinamono2026年2月11日読み終わったドラマチックな忙しない感情の起伏があるわけではない。 だけど確かに生き方についての道すじが自分の中にしっかり残る。 どうせ誰かが死んじゃって泣かせにくるんでしょ〜?とか思っていると痛い目をみます。



もみぃ@momie_6662026年2月10日読み終わった私が憧れている京都の街並みを表現してくれている。現実は年中、観光客でごった返してわやくちゃな感じなんだろうけど。 マチ先生の言う、「『生』に向き合う医療と『死』に向き合う医療、いずれの道も選ばない第三の道。」 母を看取ってから、確実に死生観が変わった。でも自分が死に直面するような事に出会っても変わらないでいられるだろうか。 生の地続きである死を、京都の移り行く景色と一緒に流してくれる物語だった。静かに涙しながら読了。



本の花@ailove1582026年2月8日読み終わった人の命と季節の移ろいが、まるで重なり合って見えるようです。文章に品があり、重くなりがちな病気に触れても嫌な気持ちがしない、むしろ自然の摂理として受け取りました。
こつ子@kotsuko122026年1月18日読み終わった最近勤務先の病院で腕から心臓の手前まで点滴を入れる末梢挿入型中心静脈カテーテルが導入された。 永く私の中で疑問だった。 看取りの場で、院長は積極的に末梢挿入型中心静脈カテーテル、通称PICCを勧める。 だが嬉々としてその提案を受け入れる家族はほとんどおらず肝心の本人は全身状態も悪くはっきりと意見を言うことは少なからず出来ない。 みんな生き延びても痰量が増えたり、浮腫で苦しそうな姿も見てきた。 かわいそうだ、院長の押し付けだ、と考えが偏ってしまっていた。 この物語の中で胃瘻造設したが家族の方が先に亡くなり意識もない中で9年生き延びた方が亡くなるシーンがあった。それを読んで家族のもう少し生きていてほしい、という気持ちが胃瘻造設し、結果1人ぼっちで9年生きて亡くなったかもしれない。でもそれだけを見て「可哀想」と他人が決めてしまうことは危険なこととマチ先生は言った。家族のもう少し生きてほしいと思う気持ち。それに応えたかった当時の患者さんの気持ち。そんな側面まで私はまだ考えられていなかったな、と思った。
- おふよ@ofy23252025年12月29日読み終わったマチ先生の、ひいては夏川先生の哲学が大好き。美しく心地よい文章が大好き。おそらく夏川先生の100分の1も努力してないし知識も経験も比べものにならないけれど、死生観にも仕事観にも共感するし、こうでありたいよなぁと思わせてくれる。 「努力は大事だよ。努力をすれば必ず報われるって考え方も嫌いじゃない。でも、人間の努力で変えられることなんて、わずかなことだというのが私なりの哲学なんだ。『自分は生まれつき、ある種の才能に恵まれている』なんて言ったら、傲慢に聞こえるかもしれないが、『自分が努力したから何かを手に入れた』と考えるのもずいぶん傲慢じゃないか」



ふくとみー@fukutommie_books2025年12月8日読んでる心に残る一節「自転車も人間と同じでっせ」 「扱き使うだけ扱き使って手をかけてやらなんだら、あちこち病んでしまいますわ。ときどきは健康診断をして、必要やったらお薬もらって、休ませてやらんならん。人も自転車も同じや。ずっとは走れまへん」(p112)








れもん@remon_noki2025年11月29日読み終わった2025年のマイベストBOOK📘 早く続きを読みたい気持ちと ページをめくるたびに 終わりに近づいてゆく寂しさ。 ずっとこの世界に浸っていたい。 そう思える本に出会えるって幸せだな☺️



こはく@nqou-book2025年11月15日読み終わったこれが今年一番好きかな。 シリーズ2作目だけど、前作に負けず劣らずの素晴らしい作品でした。 友人、家族、仕事、人生、そして死。 誰もが通る全ての事象に正面から向き合って、 一緒に答えを考えてくれる稀有な作品。 作品中では敵対するキャラも出てきます。 主人公のマチ先生はもちろん、花垣先生も飛良泉教授も西島先生もそれぞれに信念があり、医者としての矜持と葛藤を見せてくれるから誰も憎めない。 繋がりって大事。 誰かのことを考えるって大事。 誰かのことを大切にするって大事。 語り部は穏やかだけど、秘めたものはめちゃくちゃ熱い素敵な小説でした! 誰かの役に立てるように仕事頑張ろう!!



チャトラビ@beekichi2025年11月9日読み終わった「亡くなる瞬間に手を握って別れの声をかけてやるというのは、テレビドラマでよく見かけるシーンですが、本当に大切なことはそういうことではないと思います。亡くなるまでの時間を、つまり生きている間の時間を、どうやって寄り添いながら積み上げていくか、それが一番大事なんだと私は思っているんです」 「君や、君の家族の努力が足りなかったから、お父さんの病気の発見が遅れたわけじゃない。 誰かの努力によって変えられるほど、世界は脆弱ではないんだ。だけどその理不尽で強固な世界の中でも、我々にできることはたくさんある。降り続く雨を止めることはできないが、傘をさすことはできる。暗くて危険な夜道に、灯をともすこともできる。私が目指しているのは、所詮その程度のことかもしれない」

しましま@simasima_30k2025年11月1日読み終わったERCPに携わったことあるのでめちゃくちゃ面白かった!!スピノザで阿闍梨餅を知ってすっかりハマってしまったので…金平糖も買いに行かなきゃ

- 萌@macmac_03152025年10月27日読み終わった金平糖のようなお話。 生と死の表裏一体であること、「快楽」とは、見守ること、哲学、時間、人間の力 穏やかに頑張って生活しようと脈略なく(きっとマチ先生の言葉が私のどこかの線に触れて)、思ったな。 読み終わるのが惜しかった、愛おしい読書時間でした




おもち@omochi____s2025年10月21日読み終わった「スピノザの診察室」の続編。今回も穏やかなマチ先生がとても素敵で引き込まれる。周囲の医師たちも甥の龍之介もみんな魅力的な人柄であたたかくて心地よい。 死生観や哲学について描かれているけれど難しいわけではなくとても読みやすい。マチ先生のこれからが楽しみ。


- たるたる@miyabi2025年10月18日読み終わった小説医療星4.5@ 自宅「ほかの職業なら働き方を選ぶのは個人の自由かもしれん。しかし医師は違うんや。自由やら権利やら欲しがる人間は、そもそも医者になんぞなったらあかん」 「医者っちゅうのは,特別な仕事やと思うとるんや。命を預かる重大な役割やとか、たゆまざる努力が必要やとか、そういう当たり前の話やない。医者になろうとする人間には、自分の人生を、少なからず犠牲にする覚悟が必要やという話や」 作中での絶対権力者の教授のセリフです。別の人物に、やんわりと今だとそんなセリフはなんちゃらハラスメントになりますよと言われますが、僕は割とこちらの感覚に共感を覚えます。 お医者さんとか学校の先生とかにはそうした資質を求めてしまいます。それこそ時代遅れなのかもしれませんし、そんな重圧を与えるから成り手が減るんだと怒られそうですが、だからこそ聖職だとして尊敬の念を持って接したいとも思います。 もちろん、可能であればワークライフバランスを保っていただきし、過酷な労働や精神負担の分十分に高い給与や余録は得ていただきたいんですが、自分の教育業界もそうですが、自分や自分の家族より患者や子供や学生を優先しないといけない時はあるのが普通だし、そういう人がいないと世の中が回らないんじゃないかなぁと思ったりもします。 さて。それはさておき。 そんなような医師はどうあるべきかという話に、それとは全くの別角度でアプローチしてるのが本作の主人公のマチ先生こと雄町医師です。 天才的な腕を持つ消化器内科医でしたが、病死した妹のまだ小さな息子を引き取るために大学病院を辞め、今は京都の下町の総合病院に勤める内科医です。 彼が老齢の患者たちに寄り添い、看取り医に近いこともしながら過ごす日常に、前出の教授がいる大学病院の医師たちが絡んできます。 マチ先生の迷いながら自分の進む道やあるべき医療を追い求める姿や、患者に寄り添う姿。旧友にして大学病院の敏腕准教授の花垣先生(この先生が実に魅力的で男振りが良いのです)の自信に満ちた姿。引き取られた甥っ子の龍太郎くんの成長。春風のような爽やかさを運ぶ研修医の南先生のまっすぐさ。 そういうのがとても心地よい医療ものの小説です。個人的には今までで一番好きな医療ものです。 ちなみに本作は映画化予定の『スピノザの診察室』の続編です。今作から読んでも問題はないですが、できればそちらからの方がベターです。 追記 これはわかる人だけわかってくれるといいんですが、主人公のマチ先生は『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリーみたいな感じだなとふと思いました。 そしてそう感じると、同居している甥っ子でマチ先生の世話を焼く彼がユリアンのように見えてくるから不思議です。いや。あくまで余談です。




チャトラビ@beekichi2025年10月8日買ったたまたま立ち寄った本屋で遭遇。 しばらくまともに本が読めてなくて そういう時は読まなくてもいいと思ってるけど、この本は読みたくなるし読める気がする。



文音こずむ@ayanekozumu2025年10月7日読み終わったマチ先生の受け答えを咀嚼し飲み込んで今みぞおちの辺りにいる。現役医師の夏川さんがここまで医師の人間味を書いてくれて本当に嬉しい ずっと考え続け、現実を生きてる人は内側から発光してるような温かみがある この本の救われるところは、マチ先生並の力量は無くても思考量を真似できるとこにある

- おさんぽ@yktnsm02142025年10月5日買った読み終わった前作の『スピノザの診察室』に続き、とても素敵な作品。医療や人にできにことの限界を感じながらも、できることはないかを考え続け、患者に向き合う姿に心打たれた。まだまだ続編を見たい。





















































































































