
ぴぐ
@pgmn
2026年3月19日

悪童日記 (ハヤカワepi文庫 ク 2-1)
アゴタ・クリストフ,
堀茂樹
読み終わった
感情を記さず事実の描写だけに徹した物語の中で、垣間に浮かびあがる「ぼくら」ならではの人道•倫理に立ち尽くす作品だった。
訳者解説の言葉を借りるならば、「ニヒリズムによって武装しているのではないし、ナルシスティックに他者への窓を閉じているのでもない」ぼくらの語りは、そりゃ多くの読者の心を掴むよね。
二人で作り上げてきた個を離れ、それぞれ独立した個となるときどうなっていくのか、続編もぜひ読みたい。
