悪童日記 (ハヤカワepi文庫 ク 2-1)

117件の記録
shino@wanwan-012026年8月22日読み終わった初読主人公は双子の少年たち。 なのにいつも「ぼくら」と記すから、語りの主体は1人のように感じる。彼らは文字通り一心同体だ。 だからこそ、その結末に呆気に取られてしまう。続編を早く読みたい。
jyue@jyue2026年8月16日読み終わった読書日記8月某日 人生初、念願のヴィンテージ家具を買った。どこの国から輸出されて、どんなふうに使われていて、どの年代に作られたからどういう特徴があるか、こんこんと説明を受け、ふむふむと納得して購入。こんなに家が好きなのだから、もっと過ごしやすくつくりこんでゆきたいねと家族と話す。 なんとなくいまなら読める気がして『悪童日記』を手に取る。1日で読み終えてしまった。「日記」というタイトル通り、起こった事実が淡々と書かれており、読みやすく、それでいて史実も絡められているから苦しくもなる。そしてラスト…なんだこれ…なんなんだこれ…すごい気になる終わり方をした…明日から『ふたりの証拠』を読む。





チョム@abb_202605212026年8月11日読み終わった2026/6/23 #気になる SNSでこれを探している投稿を見つけて興味を持ち…… 2026/7/12 #買った 書店の海外文学エリアのハヤカワ文庫ズラリ並びにて発見!以前購入した『ザリガニの鳴くところ』や『アノマリー異常』の近くにあり。この2冊よりも全然薄いので読みやすそう。 2026/8/11 #読み終わった 戦時下における子どもたちの日記、という構成からアンネの日記じみたものを感じた(アンネの日記ちゃんと読んだことなくて似ても似つかぬものであったら申し訳ない)、双子は2人として存在してはいるものの明確な区別はなされず、事実しか書かないルールの日記においても「ぼくらのうちの一人」「もう一人」のような書かれ方をするため一人ひとりの自我がないところにちょっとゾッとした。 SNSでこれを探している投稿については「子どもの頃に先生から薦められて読んだら女の子が犬に股間を舐めさせている場面があり驚いた」といった旨の覚書が添えられており、本書ではないかと推理する返信を見かけたため本書のあらすじを調べたところ子どもの書いた日記の体をとっていることを知り、そんなものに少女と犬の際どい描写が……?と訝しみを覚えたため手に取ったのだが、まじでそういった描写が存在し、そして淡々と事実のみを描写されていて、子どもから見た性描写はこうなるのか……と複雑な心持ちになった。この場面のほかにも性行為は行われており、それらはほとんど女性が主体となって行われているものだったが、男性主体の強姦があったという事実も書かれていたものの主人公たちはその行為の場面には出くわさなかったようで、そこだけちょっと安堵。 また理性的で頭がよくて学習意欲が高くてそれゆえに子どもらしい残酷さもあるような主人公たちが、連行される人々をその目で見てしまったあとだけ手が震えるほどの恐怖を覚えていたことにホッとしてしまう。 あれだけ個人としての自我のなかった2人が最後にとった行動の理由がわからなくて、本作に続編があるらしいことを知ってちょっと気になりかけている。
とろたく@takutsuna2026年7月26日読み終わった作家の小川哲さんが、出版区の中で触れられていて興味を持った作品。<子どもたち>が、この世で起こる様々な試練的場面に対してどのように対峙していくのかを、追体験できる作品で一種の冒険物語として読めた。内容は重々しいものの、感情的な揺さぶりをかける表現がなく、また日記形式ということもあり、パラパラ・サラリと読める軽やかさがある。ただし、物語全体の重さは重いままだ。 魅力的な<子どもたち>のキャラクターに惹かれ、最後の終わりにあっけなさを感じいたら、続編が2作もあるという。続編も読みたい。
物語倉庫¦이야기창고@books_jpkr2026年5月22日読み終わった第二次世界大戦最中のハンガリーに暮らす双子の日記。タイトルに相応しい、現実味あふれる、いやえぐられるような作品。続編も読まなきゃ。
ビーチクッパ@motunono2026年5月22日読み終わった中学の頃、多大な影響を受け、ひたすらに何度も何度も読み直した作品。 早川書房の昔の表紙で読んだんだけど、今のカバーデザインはこちらなんだよね… 淡々と描かれる2人の悪事はまるで、映画の小さな惡の華を思わせる所がある。しかし2人の悪事はせせら笑うのでは無く、影からじっと見つめているような陰湿さだ。戦争という悲惨な状態の中、描かれるのは人間の滑稽さと残酷さである。 それはいつの時代になっても変わらないのであろうと思いを馳せてしまう。そんな作品。 とても読みやすい文章で大好きなんですよね、悪童日記。

ぴぐ@pgmn2026年3月19日読み終わった感情を記さず事実の描写だけに徹した物語の中で、垣間に浮かびあがる「ぼくら」ならではの人道•倫理に立ち尽くす作品だった。 訳者解説の言葉を借りるならば、「ニヒリズムによって武装しているのではないし、ナルシスティックに他者への窓を閉じているのでもない」ぼくらの語りは、そりゃ多くの読者の心を掴むよね。 二人で作り上げてきた個を離れ、それぞれ独立した個となるときどうなっていくのか、続編もぜひ読みたい。
じがにめげれた@zigani_mezameta2026年3月11日読み終わった書いてあること結構暗いけど、語りが観察的すぎて、感情にひっぱられずすらすら読めたのが不思議。主人公の双子のメンタルめっちゃ強いし、見習いたい部分もあり、見習っちゃいけない部分もあり…
秋津@agiagishi2026年2月14日読み終わったいろいろな読みができるけど、今回は文体から感傷を表すものを一切排除する(これは作中の作文のルールにも出てくる)ことによる現実と現実のみしか書かれない寂しさが印象的だったな
ぼぺにゃん@bopenijan_11062026年1月6日読み終わった久しぶりの再読でもおもしろすぎて一気読みしてしまった。お父さんとぼくらの最後のエピソードがやっぱり衝撃的。「ぼくら」はどうなるの? 読み終わって呆然となれるすごい作品
ぼぺにゃん@bopenijan_11062026年1月5日再読中感情の描写は一つもなく、事実のみを描くこの簡潔極まる文体が「ぼくら」を取り巻く過酷な現実、「ぼくら」の酷薄さと容赦のなさを余すところなく表現する。圧倒されるというか打ちのめされるというか、やっぱりすごい作品

ぼぺにゃん@bopenijan_11062026年1月5日かつて読んだまた読みたい1991年の版で読んだ。友人たちの間で大人気で、読んでみたら寝る間も惜しいおもしろさ。三部作一気に読み終えた。 第一部から読み進めるごとに、前巻への理解がすべてひっくり返され、もう一度戻って読み返すことになる。残酷で美しい傑作。
あっかんべーわかめ@accanbe_wakame2025年9月15日リタイアした和訳された文章ってどうしても苦手 日本語ってやっぱ日本人の使う言葉だよな〜 だからと言って原文読み解けるわけでもないし… 言語って難しい〜
黒井 岬@caperoy2025年8月2日読み終わった新装版の文庫で。 ばばあが「おまえたちに、生きるっていうのはどういうことか教えてやるわい!」と高らかに笑う物語が面白くないわけがない、と冒頭で胸熱だったけれど読めば読むほどそんなこと言っていられなくなった なんという傑作だろう。『ふたりの証拠』もすぐに続けて読んでいる








天果@melon-rice2025年3月10日買ったかつて読んだまだまだ検索で出てこない書籍が多いけれど、そのうち登録できるようになればいいな。ここに置いておきたいタイトルもいろいろとあるから。 何かを読むとき、読んでいてハッとさせられる作品は印象に残るもので、自分の場合、それは抒情的なシーンというより論理的構造というか、構成について「そうきたか……!」という不意打ち感を与えてくれる物語であることが多い。 本作もその一つで、とりわけ「精神を鍛える」にはやられた。 疎開という辛い境遇に立ち向かうため、精神修養としてお互いに厳しい言葉を投げかけ合うというのはわかる。ある意味で子供らしい対処法でもあるし、思い浮かびやすいアイディアだ。そうしてふたりは街のひとびとからの罵声にも動じない心を身につける。 だけど、そのあとに語られるもう一つの対処法は遥かに哀しくて残酷だ。 それゆえ、今なお強く印象に残っている。




まお@mao_ssss2024年5月10日読み終わった三部作読了。すげえものを読んでしまった……最初は軽い読み口で楽しんだ悪童日記から、こんなに残酷な"現実"を見ることになるとは。そして悪童日記として綴られた日々の意味。たしかにあった証拠として綴られた日々の意味。それらを三作目で突き付けられる。第三の嘘。第一の嘘、第二の嘘と積み上げてきた嘘、それらを経た今、第三の嘘が私の心に突き刺すものはあまりに大きい。 三部作すべてに言えることだけれど、ラストの引き際が見事だった。えっ!?!?!?で終われる小説は良い小説。

きらた@kirata2023年7月17日読み終わったかつて読んだ再読戦争が激化し、ぼくらは国境の境にある小さな町に住むおばあちゃんに預けられた ぼくらが体験した現実を克明に書き記した、静かな筆致の3部作1作目 凡そ20年振りの再読 初読時の驚きには及ばないが、脳が痺れる様な戦慄と感嘆を覚える シリーズ全部読み返すかなー( ノ ꇴ ˋ͈)




































































































