
かおり
@6kaorin5
2026年3月20日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
「目の前の大切な人に対して自分を使い切る」。
いい意味で自分の中の様々な感情、意見、思いが 引き出され、煽られ、かき乱され、ぐちゃぐちゃにされた。
「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」。
世代も立場も異なる3つの3つの視点で語られる「操られる物語」。
澄香や すみちゃんほどの熱量もなく、積まないし、SNSも傍観、極めてゆるい推し活をしている私だが、それでも痛くしんどい物語だった。
何を信じ、何を信じないべき、なのか。
自分が恐ろしい世界にいる錯覚。
政治や宗教が絡んできた辺りは少々閉口したが、病み、我を見失い始める三人の臨場感は恐怖。じわじわと迫り来る怖さ。本人たちはむしろその境遇に自ら踏み込むという、恐怖。
「目の前の大切な人に対して自分を使い切る」、その言葉が痛切。見極めは大事。
今朝、タイムリーに Xでちゃみする のような布教postをしている地方住みの女子学生を見かけた。今までならスルーするようなpost。だが、今朝はそのpostを見て、読んで、複雑な気持ちになった。と同時に、どうかそれ以上その物語の深みにハマらないで!と思う自分がいた。そこで留まれ、と。
でも。
彼女には彼女の、狭めて行きたい物語やアイデンティティの確立なんかがあるのかもしれない。ちゃみするのように。





