
服野すみ
@fukuno_sumi
2026年3月20日
ジャレッド・エドワーズの殺害依頼
ハルカゼ,
小菅あすか
読み終わった
辻村七子先生の推薦帯に惹かれて買った本。
中盤以降「あとは堕ちるところまで落ちていくだけ(関係性が)」で大変良かった。
どこかでマイケルの選択肢が変わっていたら、違う未来があったのか?と思うけど、2人の立場と考え方の違いはどうあってもこの結末になってた気がする。
終章の独白をみて、ジャレッドにとってはハッピーエンドだったのかも、と思えた。
自分にとって唯一だと思えた男は、自分の筆跡を懐かしみ、美しさを思い出して後悔し、一生忘れない傷跡を残してるの、復讐としては大成功だと思う。
相手の深い感情を死後に思い知りどうしようもなくなる結末、「孤島の鬼」を思い出させて、とても好きな作品でした。
・好きだった文章
そこにいたのは、十年前、俺がすべてを奪った人だった。
俺が火に飛び込んだら、ジャレッドはついてくる。時折そういう目をして俺を見る。あのときもきっとそうだったのだろう。