
惰眠
@damin__404
2026年3月20日
点と線
松本清張
かつて読んだ
九州博多付近の海岸で発生した一見完璧に近い動機づけを持つ心中事件、その裏にひそむ恐るべき奸計。汚職事件にからんだ複雑な背景と、殺害時刻に容疑者は北海道にいたという鉄壁のアリバイの前に立ちすくむ捜査陣……列車時刻表を駆使したリアリスティックな状況設定で推理小説界に“社会派”の新風を吹きこみ、空前の推理小説ブームを呼んだ秀作。
何度読んでも面白いと思わせてくれる一冊。
アリバイを崩すためにここまで深く考え込む小説は少ないのではないだろうか。
容疑者は恐らく誰彼だろうと検討はつくものの、決定的な証拠はない。
情況証拠から推測し、まさに“点”が“線”となって繋がっていく様は興奮を覚える。
