
おとわ
@otty1211
2026年3月20日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
買った
読み終わった
感想
やば、何これ。
朝井リョウ、あなた、私?
どうやってこんなオタク女の目線で世界を見れるんだろう?どう、「沼にハマる」感覚を研ぎ澄ませたんだろう?
「国宝」を観た時に、話題になってるものは一旦無条件で触れてみるのもいいもんだなと思い、映画館から本屋にまっすぐ向かい即座に「イン・ザ・メガチャーチ」を手に取った。本屋に行けば本屋大賞候補でいつも目立つところに並んでいるし、Xでも「物語」を取り扱ってる小説として取り上げられてたからずっと知ってはいたものの、エンタメ小説の気分にならず購入に至らなかった経緯があったけど。
国宝、ありがとう。
あなたのおかげで、「イン・ザ・メガチャーチ」に有り付けました。
「推し、燃ゆ」以来の推し活文学。
私のことだ。
推しが背骨になっている人たち、推しだけじゃなくて何か物語にすがって生きてる人たち。「何かにハマってから人生が楽しくなった」ことがある人なら読んでて「これは私だ」と心当たりにぶつかると思う。
何にもハマったことのない人は「変な人たちだなあ」って冷笑してください。
SixTONESなんてすっごい物語があってエモい6人集団なので、物語で売るのにもってこい中のもってこいなんだよな。
世の中にあふれる「ドキュメンタリー」は結果までの物語があるから楽しいんだよな。
オタク達は勝手に彼らの物語の先を読んで興奮するし奮闘する。
分かるというか、そりゃあそう、というか。
ミスチルも歌っていたもんね
難しく考え出すと
結局すべてが嫌になって
そっとそっと
逃げ出したくなるけど
人はつじつまを合わすように
型にはまってく
ミスチルにはよく「いろんな角度から物事を見るとすべてが正解のように感じられて答えが分からなくなる」みたいな歌詞があるような気がするんだけど、だからこそ心からハマれたものを正解とするしかないんだろうな。
でも、あの、私は何かにつけてハマりやすいんだけど趣味で輪が広がるってそんなになくてですね、孤独だから何かにハマってみた、ってわけじゃなくてですね、ええ、あの、SixTONESがそこにあったんですよね。
推し活と宗教が似てるっていうのはとてもよく分かるし、何かに没頭するというのは一種の洗脳的な状態というのも分かってるし、その分排他的になるし、「何かにハマってる人というのは凶暴性を持つ」ようなことも聞いたことがあって、分かる気がするんだよね。
大衆エンタメ小説としてほんと面白かった。脳内映像で読めちゃう。
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没頭できる物語という意味で、オーディションに勝てるものがなかなかないんだ。
