加非 "ハレー彗星の館の殺人 老令嬢..." 2026年3月20日

加非
加非
@chioneko
2026年3月20日
ハレー彗星の館の殺人 老令嬢探偵の事件簿(1)
ハレー彗星が地球に接近する夜、ワールズエンドの館では彗星の尾による猛毒から生き延びようと、ワールズエンド伯による館での籠城が実行されていた。それがとんでもない殺人事件を招くとも知らずに……。 事件解決に紛争するのは、ワールズエンドの館で煙たがられ数十年の偏屈老齢嬢、そして彼女の従僕に任命されたばかりの元囚人! 一癖も二癖もある登場人物達に負けない凸凹コンビは事件を解決出来るのか!? かーなーり面白かった! しかし、面白さを引き立てている翻訳の手腕が凄い。海外書籍にも関わらず文章がとてつもなく読みやすい。原作者が元々児童文学を書かれていた方らしく、元の読みやすさもあるのかもしれない。 話の設定がとにかく面白く、ハレー彗星に怯える一部の人々と嘲笑う人々、そんなことより従僕として毎日を乗り越えることに苦難する人々のリアルさが描かれていた。 そして何より老齢嬢と元囚人のコンビによる掛け合いもテンポが良く、読んでてクスリとさせられることが多く、もっとこのコンビのやりとりをみたい!と心を掴まれた気分だ。次回作が今から楽しみで仕方ない。
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