
TA
@ta_0402
2026年3月21日
職場で傷つく
勅使川原真衣
読み終わった
自分自身が「傷ついた」体験に自覚があるというより、パートナーが職場で「傷ついている」という感覚があり(パートナーが読んでいたものを)自分も読んでみた。
従来の教育社会学(近年だと本田由紀や中村高康)が唱えてきた「能力主義を疑う」という点ではあまり真新しさはない。ただ、それを組織開発の文脈に載せて論じた所に真新しさがあったと思う。
読んでみると、自分自身の「傷つき」にそもそも気付いていなかったり、周りの「傷つき」(自分が傷つけてしまったもの含めて)に気付いていなかったりしたのではないかと反省させられた。
大事なのは、仕事の成果を、その人の能力というあいまいで、一時的なもので切り取るのではなく、その人を取り巻く関係性、相性の「状態」で捉えること。そのための処方箋に特効薬は無いが、様々な場を少しずつ変えていくことはできる。希望の光も見出せる一冊。
