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@ta_0402
社会科教員です。読書のメモを取ってます。
  • 2026年5月25日
    実力も運のうち 能力主義は正義か?
    実力も運のうち 能力主義は正義か?
    いかにして能力主義が社会に浸透し、歪みをもたらしてきたかを読み解く一冊。確かに自分自身も「努力すれば、それに応じて報われるべき」という命題を、多少の言い知れない不快感を覚えながらも、何も考えずに受け入れていたが、そうした当然の前提にメスを入れていくのが非常に刺激的。最後は共通善の話に帰着していく。
  • 2026年5月24日
    一汁一菜でよいという提案
    「丁寧な生活」という言葉をよく耳にするし、自分もそうありたいと思っていたが、そのためには手間暇をかけるべきだという規範にとらわれていたのだと感じた。この本はそうした考え方には基づかない。日本古来の食文化の哲学を読み解きながら、自然な家庭料理のあり方を説いてくれる。単なる料理本ではなく、どちらかといえば哲学書である。
  • 2026年5月10日
    すごい古典入門 アーレント『人間の条件』
    YouTube(TBS CROSS DIG)で著者の戸谷先生が喋っているのを聞いて、購入。平易な例えを通して、分かりやすく「労働」「仕事」「活動」といったアーレントの思想のエッセンスと現代社会への示唆を示してくれる。逆に分かり易すぎて本当に正確なのか不安になる…アーレントの本は家にいくつかあるけど未読なので、他の概説書等も併せて読みながら、勉強していきたい。
  • 2026年5月4日
    ヒトラー
    ヒトラー
  • 2026年5月2日
    世界の法教育
  • 2026年4月9日
    立憲主義という企て
    3ヶ月以上かかって、ようやく読み終わった! 『法という企て』は以前読んだが、分かったような分かってないようなのまま読み終わっていて、本書を読み切れるか不安だったが、何とか読めた。 第I部の立憲主義の法哲学的基礎の話が一番難しい。正直全ては理解できないが、大事だと感じる要素も多い。特に、法の「正当性」ではなく、法の「正統性」をめぐる議論は法の支配、立憲主義を語る上で欠かせない。再読して確認したいところ。 第II部は立憲主義の実践についてで、九条問題、刑事法システム、司法制度改革について立憲主義の観点をベースにして論じている。特に九条問題をめぐって、右派も左派も斬り捨てて真っ直ぐ突き進む議論が非常に興味深い。自分の考えも思わず揺らいでしまう。
  • 2026年4月5日
    社会科実践の追究
    社会科実践の追究
    22の社会科教育に関わる古書から、執筆者がどのような学びを得たのかを書き留めている1冊。自分はいわゆる「古書」を読まない(「古典」の方がまだ読んでるかも)ので、その魅力を教えてもらった感じ。今と同じようなことを言っている、むしろ今よりも深く考えていることも沢山あるだろうし、自分の実践に深みを持たせていくためにも読む必要があると感じた。
  • 2026年4月4日
    人権と国家
    人権と国家
    国際人権のおこりと発展について。どのようにして人権の理念が国境を超えて共有され、世界のスタンダードとなっていったかが分かる。様々な政治的な思惑の中で、各国から国際人権理念が打ち出されてきたという側面はあるが、結果としてそれが国際的な規範として位置付けられるようになり、実践されるようになった。たとえ現実と理想が離れていたとしても、諦めず訴え続けることで少しずつ変わっていくはずという勇気をもらえた。
  • 2026年3月21日
    職場で傷つく
    職場で傷つく
    自分自身が「傷ついた」体験に自覚があるというより、パートナーが職場で「傷ついている」という感覚があり(パートナーが読んでいたものを)自分も読んでみた。 従来の教育社会学(近年だと本田由紀や中村高康)が唱えてきた「能力主義を疑う」という点ではあまり真新しさはない。ただ、それを組織開発の文脈に載せて論じた所に真新しさがあったと思う。 読んでみると、自分自身の「傷つき」にそもそも気付いていなかったり、周りの「傷つき」(自分が傷つけてしまったもの含めて)に気付いていなかったりしたのではないかと反省させられた。 大事なのは、仕事の成果を、その人の能力というあいまいで、一時的なもので切り取るのではなく、その人を取り巻く関係性、相性の「状態」で捉えること。そのための処方箋に特効薬は無いが、様々な場を少しずつ変えていくことはできる。希望の光も見出せる一冊。
  • 2026年2月22日
    法教育の可能性 学校教育における理論と実践
    まさに司法制度改革が進められようとしている中(1990〜2000年代)で、法教育のあり方を論じた本。「法教育」が広がっていく黎明期の貴重な文献。特に北川善英先生の人権教育論と憲法学の議論は現在でも通用するところが多い。
  • 2026年2月21日
    絵と図でわかる AIと社会 --未来をひらく技術とのかかわり方
    可愛い絵と分かりやすい図解で、我々の社会がどのようにAIと向き合うべきかを示してくれる。AIの基本的な仕組みから、生じる課題、それを乗り越えるヒントまで丁寧に解説している。ハウツー本ではなく、これからのAIと共生する社会をどのように描いていくかの手掛かりとなる1冊。
  • 2026年2月14日
    寝ながら学べる構造主義
    「構造主義」とかいう、いかにも手強そうな哲学キーワードを分かりやすい例と言葉で読み解いていく。マルクス、フロイトあたりから始まり、構造主義を唱えた四銃士、すなわちフーコー、バルト、レヴィ=ストロース、ラカンの議論の特色を追っていく。全体を通して分かりやすい。ただ、逆にこれは正確な議論なのかと不安になる。他の哲学書にも手を出していかねば…
  • 2026年2月10日
    AIの倫理 人間との信頼関係を創れるか
    人間とAIがどのように共生していくべきなのか、その道筋を様々な側面から考察していく1冊。様々な分野が幅広くカバーされており、やや難しい部分もあるが、広い視野から考えることができる。
  • 2026年1月31日
    ケアの倫理
    ケアの倫理
    最近、フェミニズムの思想に関心があり、手に取る。そもそも自分自身が社会について考える時に、「ケア」の視点がほとんどなかった、あったとしても断片的なものであったと気付かされた。いかに「ケア」が人間同士の関わり、社会の活動の中で重要な役割を果たしていたとしても、その価値は政治や社会の中で無視されるか抑圧されてきた。だからこそ歪みを生んできた。そうした点を本書は指摘する。内容自体はかなり専門的で難しいと感じるが、それを超えて読む価値は圧倒的に大きい。「ケア」を視点として、どう政治や社会をつくり変えていくか、そのヒントになる一冊。おすすめ。
  • 2026年1月17日
    はじめての明治史
    明治時代の授業を行うにあたって読む。「幕府はどうして倒れたのか?」といった疑問を起点に、最近の学説等も踏まえながら、明治時代がどのような時代であったかを描いていく。東大での講義をベースしているので、レベルはやや高いイメージ。特に明治時代における武士(階級)、内閣制度の導入、華族制度については勉強になった。
  • 2026年1月17日
    やってはいけないデザイン
    これはデザインの本だから当たり前なんだろうけど、読みやすく、分かりやすいデザインの本。どうすれば名刺、ポスター、スライド等が見やすい、分かりやすい、伝わりやすいデザインになるのかを解説してくれる。文書、授業プリントやスライドを作る上でも非常に参考になる。
  • 2026年1月17日
    そして生活はつづく (文春文庫)
    パートナーに薦められて、2時間弱で読了。「生活は生活」なんだけれども、その中にどのように面白さを見出していくか。星野源本人が面白い、変なのは間違いないけど、それをどのように面白く捉えるかも生きていく上で大事な視点なんだと思わされた。こうやって、生活は続いてく
  • 2026年1月12日
    立憲主義という企て
    積読だったけど、少しずつ読んでいきたい…分厚いなあ
  • 2026年1月12日
    アウシュヴィッツ博物館案内
    アウシュビッツ博物館唯一の日本人ガイドによる、アウシュビッツの解説。前半はガイドの中谷さんの経験や会話の記録、中盤はアウシュビッツの写真記録、後半はアウシュビッツ博物館の展示内容とその解説となっている。あまりにも残酷で、狂ったホロコーストの実態が生々しく描かれており、読んでいると虚無感が襲ってくる。必ず現地も行きたい。
  • 2026年1月11日
    Excelで学ぶ教員のための教育データ分析
    教育データ分析のいろはを学べる本。特に、いつも「◯◯検定」等の意味が分からず、スルーしていたので、その意味する所が少し分かったのでよかった。また、Excelの分析ツールに即して説明があり、実用的でもあると思う。ただ、数学的な説明はざっくりとしており、所々「これはどういう意味の数式だろう?」と思ってしまう部分もあったので、正しく使いこなすには別途勉強をした方が安心だと感じる。
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