旅するやまねこ舎 "何者(新潮文庫)" 2026年3月21日

何者(新潮文庫)
大学生の就活の話。 「自己分析」、「エントリーシート」、「WEBテスト」を経てようやく面接…ってことらしい。 SNS時代の自己アピール、友だち同士の会話もスマホで…という時代の生きづらさをチラ見する感覚で読んでいき、今日は8章まで。 朝井リョウさんは、さりげなく短い情景描写が上手いと思う。 →3/22読了。明日返却します。
旅するやまねこ舎
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@t_yamanekosha
エリア職に内定した瑞月に、学生時代の自分の葛藤を重ね合わせて読んだ。 「ちゃんと就職しないとダメなんだ。」という覚悟で就活に臨んだ大昔のワタシが目の前に現れたようだった。 皆が一度きりの人生を思い通りに生きたいと思う途上で、自分を取り巻く現実になんらかの折り合いをつける。就活はその入口にすぎないにもかかわらず、有名企業への「内定」が人格の全肯定であるかのような幻想に囚われるのは困ったものである。 SNSは内心の呟きを白日に晒すことであるという自覚を、時として失わせるツールである。そのことも本作の重要なテーマとなっている。
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