何者(新潮文庫)

68件の記録
はな@hana_2026年4月8日読み終わった『嫌で嫌で飛び出した小さな町からひとつずつ町が繋がって、その先に東京があるだけなのだ。東京だって、小さな町と何も変わらない。』 「だって、短く簡潔に自分を表現しなくちゃいけなくなったんだったら、そこに選ばれなかった言葉のほうが、圧倒的に多いわけだろ」 「─まるで自分とは全く関係のないところで話が消え失せたみたいな言い方したよね。何それ、そんなの、地球温暖化で南極の氷がなくなった、っていうニュースと同じじゃない。自分は何もしてないけど、何かの現象がきっかけでなくなった、って、そう言いたいの?─」 「それと同じでさ、ピーマンが食べられないように、逆上がりができないように、ただ就活が苦手な人だっているわけじゃん。それなのに、就活が上手くいかないだけで、その人が丸ごとダメみたいになる」

youm@youm2026年4月2日読み終わった就職活動という己が試され追い込まれる長期間の中で、学生達それぞれの人間性が徐々に濃く描かれていく。 作中幾度か、これから『何者』になっていくのか、というニュアンスでこのキーワードが登場し、そういう話かと思って読んでいたら…ミステリーよりひっくり返されてビックリした〜! そして迎えるラストが最っ高!読み手次第で解釈も変わりそう。 登場人物達への自身の感じ方を表明しないとフェアじゃない気がしてドキドキする。


旅するやまねこ舎@t_yamanekosha2026年3月21日読み終わった借りてきた@ 日吉の本だな(日吉図書取次所)大学生の就活の話。 「自己分析」、「エントリーシート」、「WEBテスト」を経てようやく面接…ってことらしい。 SNS時代の自己アピール、友だち同士の会話もスマホで…という時代の生きづらさをチラ見する感覚で読んでいき、今日は8章まで。 朝井リョウさんは、さりげなく短い情景描写が上手いと思う。 →3/22読了。明日返却します。

ギンテツ@AgFe2026年3月13日読み終わった★★★★★何者 2日かけて読み終わった。相変わらず朝井リョウさんの作品を読むと胸のざわめきが止まらなくなる。 正直、主人公とやっていること、考えてることがあまりにも似すぎていて思わず眉をひそめてしまった。 「観察することで、自分ではない何者かになろうとしている」。このような観点は持ったことがなく、ハッとさせられた。無意識のうちに「評論家」として別の誰かを演じていたのかも知れない。 解説を読んでみると、「朝井さんはこのような人たちを赦そうとしている」と書いてあった。 個人的には赦すというより、ただ問いを投げかけてるように感じられた。「あなたは、どうなの?」と。 こんな文章を書いてる時点でまだ私は拓人そのものであり、何者でもあるという事実に頭を抱えている。 続編「何様」がどのような内容になるか非常に楽しみである。 朝井リョウさんの作品の中で、私が物語の登場人物にならないような作品に出会えることはあるのだろうか。
きみまめ🫛@kimi_mame2026年2月17日読み終わった朝井リョウさんの小説を初めて読んだ。誰もが持つ醜いところをうまく表現していて、そのとおりだと見事だと思った。 まさか、就職活動という人生の限定された部分だけの話なのかと思ったら、やはりたったそれだけの部分だったけど、なぜか読むことをやめられず静かに刺さる作品だった。




てぃ@bookt2025年12月25日読んでる通勤前にちょろ読み スーパーで毎度同じ買う商品棚へ直線距離に行く様を、星と星をつないでいくという表現、「ひとりぐらし」という星ができそうだって、、、好き。


- calling@calling2025年12月13日何者/朝井リョウ 読んだ おもしろかった! ||でも、嘘つき就活生読んだ時も思ったけど、就活しないまま社会人なったから、就活の苦しみあるあるみたいなのよくわかんないんだよな。 ただ、就活云々を抜かした「現実」を描いてるんだろうなってのはすごくよくわかった、というか、主人公はかなり昔の自分だったな〜。あと5年読むのが早ければかなり辛かったかもしれない||


目目@_kotohogi_2025年11月1日読み終わった私は就活を通ってこなかったので、就活生の苦しみとか大変さとかはわからない。 この本を通して、二十代前半の子たちが就活に対する思いとか姿勢とかを読めて、追体験みたいな気分になれて良かった。 就活をすると決めた側にもそれぞれの思いがある的な文章の部分が良かった。

ポチ@takupochi_19932025年9月15日読み終わった主人公と一緒に俯瞰して読んでいた読者たちにあなたは「何者」なのかという問いを突きつけてくる。 この本が出てから随分経ってしまったけれど、昨今のSNSに本当のことが書かれていることの方が少ないし、みんなその前提で踊っているしかないのかもしれない。


haku@itllme2025年8月14日読み終わった学生のときに映画を見に行った作品。 父の本棚にあったものをとって読んだ。 あの時は訳がわからなくて、ただ知っている俳優さんが出ているだけだった。 読み終わった今は少しドキドキしている。 それは楽しい感じではなくて、自分の心の深部を綺麗に覗かれた感覚。 拓人目線で語られていくこの物語は拓人に没入しないことはできず、どんどん息を止めていく感覚がある。 瑞月と光太郎。 彼らの言葉と姿は自分には持ってないものであるということを認められない。 ずっと、ずっと、否定的な拓人をわたしはいつしか俯瞰して見ることができなくなっていた。 最後の理香の言葉と拓人のラスト。 それはわたしの深部でもあり、ラストでもあった。 何者なのか? という問いならば拓人こそ出てくる登場人物の中で1番何者でもなかったのではなかろうかと思う。 泥臭くって臭い事が前提だよと思った。 かっこわるくても踠き続けるって難しくて、ときに嫉妬するほど眩しい。 "本当の「がんばる」は、インターネットやSNS上のどこにも転がっていない。すぐに止まってしまう各駅停車の中で、寒すぎる二月の強すぎる暖房の中で、ぽろんと転がり落ちるものだ。"p.138









茶白@minoringo2025年7月27日読み終わった就活を通して見えてくる人間模様をSNSを使って上手く描かれていた。 今から約10年前かぁ、、 実写映画化されててキャストが豪華なので 見てみようかな




てぃ@bookt1900年1月1日まだ読んでる〜144p 2人お店で昼飯食べ終わったシーン。 テーブル上のお冷のピッチャーに焦点があたる。 あったこと全部吐き出して机の上に種を撒き、手元のお冷やをかけ会話が弾み、お水がなくなり継ぎ足す。そうしているとピッチャーがなくなり、そこで会話が途絶える。 解釈の仕方はそれぞれやと思うけど、朝井ワールドすごい。もっと読みたい。

































