
y u k a r i
@ykr630
2026年3月21日
庭の話
宇野常寛
読み終わった
SNSを中心としたプラットフォームに支配されている現代社会の問題を、「庭」という概念を通して解決、というか、プラットフォームを「庭」に変えることで、よい未来がつくれるよ、というような話だ(まったくうまく説明できない)、、とにかく、ガーデニングの話ではないのだよ…!
ぼんやりと読み始めていい本ではないと思うが、ぼんやりと読み始めた。
そして、ぼんやりと読み始めたわりには、あーそれは考えたことがなかったなあ、とか、その視点から捉えると確かに…という具合に、一丁前に気づきみたいなものを得られた感触があった。
一方で、わかったようなわからないような、でもわかったことにしよう、と飲み込んだ部分があったのもまた事実。
総じてとてもおもしろかった。
特に「銭湯のコレクティフ」という章には、この本のエッセンスがつまっている気がして、印象的だった。
高円寺にある「小杉湯」が登場し、「庭」的な場所として具体的な話が展開される章だ。
"銭湯は「ありのままの自分」と「ありのままの他者」を受け入れられる空間になっている”
“醤油が切れたらご近所から貸してもらえることよりも、安価にコンビニエンスストアやECサイトで手に入ることのほうが、とくに弱者にとっては、自由と平等をもたらす”
"そこにいる誰からも程よく「気にされない」場所”
“「ばらばらのままつながる」”
この本を読んで、自分が具体的に何をすべきかは見出だせていないのだが(力不足)、新しい視点を獲得できたことは大きいと思うし、よい刺激になったなあ、などと思ってふと本の帯を改めて見たら、しっかり「刺激的な一冊」と書いてあった。。
この次は、碇雪恵さんの『そいつはほんとに敵なのか』を読むのがとてもいい流れなのではないかと、大胆にも確信しているところ。






