プールに降る雨 "ジャック・ラカン" 2026年3月21日

ジャック・ラカン
フロイトのいわゆる「五大症例」をラカンはどのように読み解いたか、その理論を紹介することでラカン入門とするコンセプト、ではあるが、やはりフロイトの「エディプス・コンプレクス」や「去勢」という概念からしてあいかわらず飲み込みづらく、ときに文学的にも感じられる説明がなされるラカン独自の概念となると、すでにある程度この分野に馴染みのある読者でないと理解できないのではないか。途中までついていったが、第四章の症例シュレーバーで振り落とされてしまった。決定版の入門書などはなく、関連書をいくつも読んで重ね塗りするように知識の穴を埋めつつ理解を深めるしかない、というのが読後の感想。
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