
ぬ
@tanu-nu
2026年3月22日
白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記
小野不由美
再読完了
@ 自宅
慶は少年マンガで戴はロマンスファンタジーだと思うんだけど、そのロマンスファンタジー戴の中で一人だけ少年マンガしてる奴がいるんですよね、劉李斎っていうんですけど。泰麒はロマファンのドアマットヒロインだけど李斎は少年マンガの主人公なのよ。慶と李斎の相性が良すぎる。
〜ここからネタバレ〜
驍宗様に諸国の支援があるって知った阿選に「ねえ今どんな気持ち?」ってやりたいなあ〜!!と思ってしまうくらいには4巻のやる気を出した阿選は有能で邪悪だったな。驍宗様を選んだ泰麒が悪いってなる他責思考、たぶんそういうとこやぞ阿選くん。阿選が謀反しないルートがあるとしたら李斎と友だちになるルートだけなんじゃないかという気がする。友だちいなかったもんな、阿選。
ところで琅燦は結局のところ天意を観察するために阿選に謀反を唆して阿選を利用して実験と観察を繰り返してたってことなのかな。それって阿選と同じくらい邪悪だと思うんだけど……。仮に「いずれ阿選は謀反するけど弑逆だけは避けよう」という考えがあったとしても「ついでに天意の実験もできてヨシ!」があった時点でよくねえよwwってなるやん。そもそも阿選のドキワク謀反計画、琅燦の妖魔使役術が前提な部分が多いから、琅燦の協力がない状態での謀反は成功しなかったんじゃないかなぁ。偽王であっても玉座にいた阿選は強かったし、それなら正当な王である驍宗様が玉座にいる状態はもっと強いわけで、妖魔というチートがなかったら謀反は失敗したほうに150000ペリカ。
それにしても、驍宗様も泰麒もゴリラでよかった。ついでに驍宗様の麾下もゴリラ揃いでよかった。たぶんだけど、戴で大王朝を築くにはこのくらいゴリラが揃っていないとダメなんだろうし、結果的に驍宗様は弱さ、泰麒は強さという欠けた部分を手に入れてはいるのよね、失ったものも多いけど……。驍宗様と泰麒はお互いが持つものがお互いの持たないものという関係で、阿選の乱がなければ泰麒が大人になるにつれて、お互いを補い合う健全な形でそれらを得ることができたのかもしれないと思うと、やっぱり戴はロマンスファンタジーだなと思うわけです。乍王朝、1000年続いてくれ。
ちなみに驍宗様がひとりで山から出てきたとき普通に笑った。