よろこびイサンディ "哲学者たちのワンダーランド ..." 2026年3月22日

哲学者たちのワンダーランド [改版]
デカルトやスピノザ、ホッブズ、ライプニッツという、本書で取り上げられる4人の哲学者に於いても、それぞれの色があり、個性があるように描かれている。 著者は17世紀哲学史に於いて、繰り広げられる思想の数々を楽しんでいる。 さすれば、本書を介し、我々に説明するにあたっても、楽しさが十分に伝わることになり、それ故、楽しい読書になった。 1世紀の間にも哲学は変遷し、ある思想は他の事情を抱えた思想によって、乗り越えられて行く。 本書には諸行無常の響きこそ、示されないが、アラフォーへと分け入る個人的な状況下にあって、そのような視点が過ぎらないこともない訳ではなかった。 あとがきにも書かれるように本書はエッセーであった。 無償の愛を介在し、母性から提供されたような飲み込みやすい感じの情報の提示のされかただった。 このあと、同類の書籍を読むにあたっても、本書のような著作は、取り上げられた4人の哲学者に対して想起するイメージの支点になり得る気がしている。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved