
胡乱
@Oolong_tea9
2026年3月21日

アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)
ダニエル・キイス,
小尾芙佐
読み終わった
有名な本なのに、実は今まで読んだことがなかった。
チャーリィからの経過報告という体をとっており、文体で知能レベルの変化が分かるようになっている。
賢くなればみんなに愛されると思っていたチャーリィだったけど、現実は、賢くなるほど孤独になっていくチャーリィ…
愚かな方が幸せだったのか?人に馬鹿にされていることにも気付かず、ずっと何も知らないチャーリィでいた方が良かったのだろうか…?
人工的に得た賢さは一時的なもので、最後はそれをまた失ってしまう。
でも、わずかな期間とはいえ見える世界が広がったことは事実だし、本人もそれには満足している。そしておそらくだけど、再び孤独になることはないだろう。
悲劇的な展開ではあったけど、またチャーリィの心に穏やかな日々が訪れるであろうことに、安堵すらしている。
どうしたらよかったのだろうか、は、まだ分からない。
この本を読んでどう感じるか、人と議論をしてみたい。

