
あおい
@booklover_aoi
2026年3月22日

読み終わった
Kindle Unlimited
@ 自宅
食べ物エッセイが好きなので読んでみようと思った本。
宮下奈都さんは以前『羊と鋼の森』を読んでいて、仕事が多忙で読書の楽しさや深さから離れていたその時の私でも、よんでよかった、と思わせてくれた作家さんでした。
ウミガメのスープ?海外旅行で食べたのかな?なんて思いながら読んだら、全然違いました笑
最後に収録された短編の『ウミガメのスープ』、すごく心に響く作品でした。
「元気な人はわざわざ私は元気いっぱいだなんていわないから。洗い物も溜めない。お返しにも迷わない。そういうことに使うエネルギーが減ってるときは、誰かがちょっと助けてあげればいいの。それだけのことだよ」
人が何かを判断する元気がない時に、それを負担にならないように助けてくれる存在は本当にありがたいだろうなと思います。
エッセイも食べ物ごとに思い出があって、様々なエピソードを通して食べることを大切に考えているんだなと感じました。
宮下さんのお子さんが「料理したい」という意思を尊重して料理する場面では、自分も子どもの時に料理したくて親にねだったなということを思い出したり。
(初めて一人で作った料理が何か思い出せませんが…)
本に出てくる料理がおいしそうで作りたくなったり、お店で食べた料理が忘れられなかったり、料理好きではない私もそういう出来事があったのを思い出しました。
よいエッセイでした。
