yakasak
@yakasak
2026年3月22日
読んでいない本について堂々と語る方法
ピエール・バイヤール,
大浦康介
読み終わった
読了
もっと軽妙なテクニック論だと思っていたのだが、予想に反してラディカルな読書論、書物論だった。
読んだ、読んでない、という状態定義がそもそもあいまいで一様なものではないというのはその通りだと思う。
著者の思いとしては、読書や書物にまつわる権威性を漂白したいというのが根本なのかなと感じた。
読書が好きですと口にするとき、そこにいくばくかの優越性を感じている自分に気付かされた。
著者は相当に演じており、それを指し示してくれた訳者後書が理解の助けになった。

