コー
@koobs-books
2026年3月23日
華氏451度〔新訳版〕
レイ・ブラッドベリ,
伊藤典夫,
小野田和子
読み終わった
ショート動画が増えて、身近に刺激が溢れている時代にぶっ刺さり。
詩的な表現や例えを使うから分かりにくいところもあるけど、面白かった。
詩的な表現も最初の空気感を醸し出していて夜の幻想的な雰囲気を感じた。
逆に会話のやり取りは無駄な描写がなくテンポ良く読めてストーリーの展開が早く入り込みやすくもあった。
序盤と終わりはそういう表現多めで、真ん中のストーリーが展開していくところは少なめだから盛り上がりのところは読みやすい。
終わりにこんなに時間かけて終わらせてる作品は初めて読んだかも。この作者の特徴なのか、ディストピアというジャンルの特徴なのか分からないけど、全体通して考えとか思想の対立があったから、最後に作者の結論的な思想の提示をしたってことなのかな?
ジョージオーウェルの動物農園はもっと短く終わったけど、表現方法の違いか?
(ブラッドベリ)思想や考えを直接言葉にするなら、抽象性がある描写を増やして空気感とか雰囲気を足す。
(オーウェル)そもそも世界観や設定、ストーリーで間接的に表現するなら、イベントやアクションだけでも空気感も一緒に伝わる。ってことか?
ブラッドベリは、思想+描写の足し算。
オーウェルは、思想×○○+思想÷○○みたいに思想と何かを掛け算、割り算したものを足したり引いたりして設定と世界観とストーリー作ってる感じかな?
ディストピア系は、ストーリーの筋が中心にあるというよりは主人公の内面の葛藤がが軸にくるんだなー。純文学っぽい。
宇宙(プロジェクトヘイルメアリー)とかのハードSFはミステリ要素(未知の技術とか世界の謎がきっかけになるから?)あって、筋を軸に進んでる?
時間もの(夏への扉)は恋愛とかヒューマンドラマ系か?

