華氏451度〔新訳版〕
162件の記録
- 虚月はる@kouduki_haru2026年1月10日読み終わった読書メモ@ 自宅書物の所持が禁じられた世界。過去の本を発見次第それらを燃やす“昇火士”の仕事をしている主人公は、ある少女との出会いをきっかけに、己の生き方、本を燃やすという行為に疑問を抱いていく。 ⚠️以下、ネタバレありの感想⚠️ 昇火士たちに本を燃やされる前に自ら火をつけて、本とともに焼死することを選んだ老女のシーンが呪いみたいに頭に焼き付いて離れない。 読んでいてかなり辛いシーンだった。 私は本が大好きだし、もしもこの先の未来で本が忌むべきものとされたら反逆したくなるだろうけど、彼女と同じような局面に立たされたら、彼女と同じ選択ができるだろうか? できない気がする。逆らうのが怖くて、ただ呆然と大好きだった本たちが燃やされていくのを見ている。そして、臆病な自分に対する自己嫌悪が日々募っていく人生を送る。そんな姿しか想像できない。 彼女の選択が愚かに見える人もいるかもしれないけど、私にとってはすごく眩しかった。 ベイティー隊長もなかなか良いキャラしてて、これまでどんな人生を歩んできたのかとか色々想像が膨らんでしまう……! 「必要だったから何冊か本を読んだことがある」みたいなこと言ってたけど、そんなレベルではなさそうな知識量。かつては本を愛していた人間なのでは? そう思って序盤から読み返すと、彼の最後のシーンで胸が詰まる。 「ぼくらは一度だって、正しい理由でものを燃やしたことはなかった……」という一文もかなり印象に残っている。 序盤では自分の仕事に誇りを持っていたモンターグの口から、まったく真逆の考えの言葉が出てきたのだから……。 逆に、焚書に限らず「燃やすことが絶対的に正しい場合」って存在するのだろうか? 火葬だって国や信仰する宗教によっては罪深いものとされるのに? と考え出して、よく分からない思考のループに入り、果てしない気持ちになったりもした。 全体的にすごく好みの作品だったので、時間を置いてまた読みたい。読んでて苦しい・悲しい部分も多いけど。 恥ずかしながら作中で引用されている作品たちは半分も知らなかったので、気になったものだけでも読んでみたい。


ゆっくりたこ助@kiiroamerikan2026年1月7日かつて読んだ2章からどんどん引き込まれて、追い立てられるかのように読んだ。 久々の読書であったが、なぜ学生時代夢中になって読書ばかりをしていたのかを思い出せた。 再び読書をしようと思えた一冊。


あず@azjoe4512025年12月30日買った友人に『すばらしい新世界』 『1984』の二冊といっしょに借りた、忘れられない本です。 『どんなちっぽけな取るに足りない少数派でも、へそは清潔にしておきたい。 物書きたちよ、邪悪な思想に満ちた者たちよ、タイプライターに錠をかけてしまえ。連中はそうしたんだ』 誰も不安にならないように、考えなくていいように最適化されていく世界。自分たちのいるところもそうなりつつある。 世界の仕組みが変わるのは私には止められないかもしれないけど、本を読み続け、思考することを手放さないでいたいと強く思いました。 今日Reads登録してみました。ただ生きてたら出会えないまだ知らない素敵な本を見つけるのを楽しみにしています。




無重力くらげ@NoGravityJelly2025年12月8日読み終わった人々が考えることをやめてしまった世界の話。本は考えることに繋がるから禁止で、持っていることが分かり次第に家ごと焼かれる。その様子を遠くから眺めてエンタメのように消費し、本なんか読んでもいいことない、楽しいことだけしていようと家にこもってラジオを耳に突っ込み、四方が画面に囲まれた部屋で過ごす。それがスタンダードになってしまった世界で、本を焼くことが仕事である主人公の心境の変化を追う。 全体的に詩的な文章で最初はとっつきにくく感じたけどめちゃくちゃおもしろかった! 現代にも通ずるものがあるな、としみじみ思いながら読んだ。グッとくる文章が多かった印象がある。 何回か読み直してゆっくり咀嚼したい。





にこ@lalecture8232025年9月30日読み終わった本を読んで、人が余計な事を考えたり無駄な事をしないように、消防士ならぬ「昇火士」がガンガン本を燃やしていく世界のお話。 主人公の奥さんは本を読まなくなった人の典型として描かれているが、他人の話もよく聞かず、薬漬けになって友達と噂やゴシップをキャーキャー楽しんでいる。 その状況から、私達読者は「これは深刻な状況だ…」と感じるのだが、近年のSNS中毒の私達とあまり変わらないのでは…と感じた。 新しい世界に触れ、考え、行動していくことは、人間が健全に生きるために必要なことなのかも。 戸田山さんの『教養の書』で、紹介されていた本。 読んだ本から紹介されて、新しく出会う本。 やっぱり読書っていいよね、という繋がりが感じられて個人的には嬉しかった!


結城@aori2025年8月24日かつて読んだ詩的な文章で同時期に読んでた『廃墟建築家』とは違った意味で夢見心地な感じだった。 一方で展開はシビアなので夢に揺蕩っている場合ではないのだけれど。 でも人≒本はどうなんだろうなあ。 本≒人はわかるんだけど。 あとクライマックスに「『火の鳥 未来編』!」と思っていたら不死鳥の話が出てくるし、元ネタなのかしらと思ったりしていた。
💛@okiotashikani2025年6月6日読み終わった私たちは他者にクラリスであることを求めているのかもね。/われわれは「事実」のみならずその「意味」を話すというところには、あぁそうだったな、と思った。




あきちか@kipananan2025年5月30日読み終わった自分は周りの情報に踊らされてバカになっていないか?と問いかけてくる。作中のテレビは今でいうSNSのようで、これが昔に描かれたのを不思議に思うほど現代の人の方がささりそう。それはそれとして表現がむずくて、さらに新訳版が出ればいいのにと少し思う…。


麦谷 伊緒@io_mugitani2025年5月13日買った今創作しているものの参考になりそうで、名著を読んでみる。これだけだと難しいかもしれないので、100分de名著の過去放送のテキストも買ってみた
かみやま@K_tree_4S2025年4月24日読み終わったAudibleにて読了(聴了) 本を焼く昇火士(ファイアマン)の主人公・モンターグは、ある夜、風変わりな少女と出会う。本が禁制品となった社会を描くディストピアSF。 耳だけで聴くにはちょっと難しかったため、手元に紙の本を引っ張り出してきて読んだ。 本が読める幸せ、守りたい……。

すべての本読み読み委員会@nadare2025年4月14日読み終わった訳が大変に素晴らしい。例えば「全身の骨がほどけるほどの途方もないボリューム」という一文。骨がほどけるだなんて。またクライマックスの「本は火で焙られている鳥のように飛び跳ね、踊った。翼の羽毛が赤と黄に燃え立つ」。うっとりしてしまうよ… 良い訳があること。つまり良い原典があるということだね。




すべての本読み読み委員会@nadare2025年3月31日買った読み始めた@川崎市アートセンターにて、劇団ひとみ座『華氏451度』を観劇し(人形劇!)感動に打ち震える。関係ない場所で叫ばれているはずの、"個人的なことは政治的なこと"というスローガンが浮かぶ。/ 🐦🔥原作が気になり、大戸屋で沖目鯛定食を注文しながらkindleで購入。今更読んでないのが恥ずかしいけど、今日が一番若いんだから!! 自信、もってこー(部活)







うめ@yomu310ume2025年3月9日読み終わった原著は1953年のようだけれど、現在のタイパ・コスパの風潮、そして陰謀論がまことしやかに囁かれる現代社会を風刺しているようで、名作は読まれる時代を選ばないのだなぁと思った。 最初本当にとっつきにくいし、ラストもちょっと冗長な場面があるんだけど中盤は一気に読むほど面白かった。

- 定時退社@teiji_taisha182025年3月8日読み終わった今のSNS等にも通ずるところがあって消費する側の自分にドキッとながら読んだ 日本の著者でない人だと馴染みがないから毎度序盤の掛け合いが理解薄くなるの何とかしたい笑


猫@mao10122025年3月8日かつて読んだ本が禁忌とされている世界。まずその設定自体が面白すぎる...。主人公の心情がどんどん移り変っていく過程が最高だった。海外SFはあまり読まないのだけれど、この本はサクサク読めた! 『知識をひけらかしてはならない。他人よりすぐれているなどと思ってはならない。われわれは本のほこりよけのカバーにすぎない。』



えう@eu_book2025年2月21日読み終わった全体的に読みにくい文章だった。さらさら読めるところと、現実なのか夢なのかが分かりにくいところとの落差がすごい。後者は訳しきれていないのか、原著が分かりづらいのか、がわからない。この作品が言うところの本が持つ力は本当にあるのかはさておき、本を焼いて回る輩がいないだけのことで、現代社会は近いところまで来ている気もする。
ひなこ@hnk9272025年1月4日読み終わった@ twililight トワイライライト「わたしが共和国だ」でなんだか泣いてしまった。これはディストピアではなく今の話。わたしはいつ動くのだろう、ファイアマンが出てきたら?
yukA@yukA2024年11月13日かつて読んだ70年以上昔に書かれたものなのに、現代のことを描かれているような不思議なSF 子供の頃、国語が苦手科目だったわたしには、少し読みづらい文章で、物語が動き出すまでの序盤は雰囲気を掴みにくかったが、読み進めると手に汗握る展開であっという間に読了。





𝐒𝐚𝐧𝐚@ZENSE_books2024年10月17日まだ読んでる70年以上前に書かれたという事実にまず驚きを隠せないのと同時に、作中の観念的な描写でのディストピアな部分。まさに現代ではないかと、先見的な作品でほんとに凄いなと感じております。
RIYO BOOKS@riyo_books2023年7月22日読み終わったぼくたちが幸福でいられるために必要なものは、ひとつとして欠いていません。それでいて、ちっとも幸福になれずにいます。それには、なにかが欠けているにちがいありません。考えてみますに、ぼくたちの手からなくなったものといえば、この十年か十二年のあいだ、ぼくたちの手で焼きつづけてきた書物だけです。そこで、考えました。この不満を補ってくれるのは書物ではないかと
Tom@Tomomi_0011900年1月1日読み終わった体制側や多数派に組み込まれてしまうと、「おかしい」と抵抗することはもちろん、思考することすら困難になるのだな…とここ最近の社会情勢を見て痛感する。 従属せず、思考し、抗わないといけない。名著。
彼らは読みつづけた@findareading1900年1月1日永久愛読書*読書で見つけた「読書(する人)」* 《静まり返った家に十一月の冷たい雨が空から降りそそぐ長い午後、彼らは読みつづけた。》 — レイ・ブラッドベリ著/伊藤典夫訳『華氏451度〔新訳版〕』(2014年7月Kindle版、ハヤカワ文庫SF)





















































































































