華氏451度〔新訳版〕

63件の記録
- かみやま@K_tree_4S2025年4月24日読み終わったAudibleにて読了(聴了) 本を焼く昇火士(ファイアマン)の主人公・モンターグは、ある夜、風変わりな少女と出会う。本が禁制品となった社会を描くディストピアSF。 耳だけで聴くにはちょっと難しかったため、手元に紙の本を引っ張り出してきて読んだ。 本が読める幸せ、守りたい……。
- すべての本読み読み委員会@nadare2025年4月14日読み終わった訳が大変に素晴らしい。例えば「全身の骨がほどけるほどの途方もないボリューム」という一文。骨がほどけるだなんて。またクライマックスの「本は火で焙られている鳥のように飛び跳ね、踊った。翼の羽毛が赤と黄に燃え立つ」。うっとりしてしまうよ… 良い訳があること。つまり良い原典があるということだね。
- すべての本読み読み委員会@nadare2025年3月31日買った読み始めた@川崎市アートセンターにて、劇団ひとみ座『華氏451度』を観劇し(人形劇!)感動に打ち震える。関係ない場所で叫ばれているはずの、"個人的なことは政治的なこと"というスローガンが浮かぶ。/ 🐦🔥原作が気になり、大戸屋で沖目鯛定食を注文しながらkindleで購入。今更読んでないのが恥ずかしいけど、今日が一番若いんだから!! 自信、もってこー(部活)
- うめ@yomu310ume2025年3月9日読み終わった原著は1953年のようだけれど、現在のタイパ・コスパの風潮、そして陰謀論がまことしやかに囁かれる現代社会を風刺しているようで、名作は読まれる時代を選ばないのだなぁと思った。 最初本当にとっつきにくいし、ラストもちょっと冗長な場面があるんだけど中盤は一気に読むほど面白かった。
- 猫@mao10122025年3月8日かつて読んだ本が禁忌とされている世界。まずその設定自体が面白すぎる...。主人公の心情がどんどん移り変っていく過程が最高だった。海外SFはあまり読まないのだけれど、この本はサクサク読めた! 『知識をひけらかしてはならない。他人よりすぐれているなどと思ってはならない。われわれは本のほこりよけのカバーにすぎない。』
- 定時退社@teiji_taisha182025年3月8日読み終わった今のSNS等にも通ずるところがあって消費する側の自分にドキッとながら読んだ 日本の著者でない人だと馴染みがないから毎度序盤の掛け合いが理解薄くなるの何とかしたい笑
- えう@eu_book2025年2月21日読み終わった全体的に読みにくい文章だった。さらさら読めるところと、現実なのか夢なのかが分かりにくいところとの落差がすごい。後者は訳しきれていないのか、原著が分かりづらいのか、がわからない。この作品が言うところの本が持つ力は本当にあるのかはさておき、本を焼いて回る輩がいないだけのことで、現代社会は近いところまで来ている気もする。
- ひなこ@hnk9272025年1月4日読み終わった@ twililight トワイライライト「わたしが共和国だ」でなんだか泣いてしまった。これはディストピアではなく今の話。わたしはいつ動くのだろう、ファイアマンが出てきたら?
- RIYO BOOKS@riyo_books2023年7月22日読み終わったぼくたちが幸福でいられるために必要なものは、ひとつとして欠いていません。それでいて、ちっとも幸福になれずにいます。それには、なにかが欠けているにちがいありません。考えてみますに、ぼくたちの手からなくなったものといえば、この十年か十二年のあいだ、ぼくたちの手で焼きつづけてきた書物だけです。そこで、考えました。この不満を補ってくれるのは書物ではないかと